花の仕事を始める前に~不安をとって楽しめれば大丈夫~
何かを始めるとき失敗したらって・・思うことありますよね。
最近花の仕事をしたいという方からの相談が数回ありました。
みなさん「やりたいけれど失敗したらどうしよう」という気持ちと「やりたいと思った今、やらなかったら後悔するかも」という気持ちとのせめぎあいで悩んでました。
どちらも「不安」がベースになってます。
不安は誰でも感じるものだし、特に未知の世界に踏み出そうというときはなおさらです。
じゃあ、不安を感じないほうがいいのかというとそうともいえません。
不安を感じるからこそ準備を入念にしたり、情報を集めて基礎を固めたり、必要なものをそろえたりということができるからです。
何も感じず「どうにかなる」とやっちゃうこともありますが、成果を出したり評価を得たりするまでに時間がかかるし、もしかしたらその間にあきらめてしまうことも。
つまり、不安はいつもそばにあるものだけど、それをとってしまえば心配しすぎることも失敗してしまうこともないわけです。
では、不安の取り方とは?
いろんな方法があると思いますが、私が実際にやって効果ありと思った方法をご紹介しますね。
*不安を因数分解する
*それぞれについて情報を集める
*解決策を考える
*手段を決めて時系列にまとめる
*ふさわしい人に相談する
ざっくりとこんな感じでしょうか。
順番は上から順です。
誰かに相談するのは一番後。
なぜなら、自分のわからないことがわからない状態では相談しても解決に結びつかないからです。
まずは自分の不安と向き合って、「なぜ」「何を」「どうして」すっきりしないのかを具体的に書きだします。
書き出すことで因数分解ができるので、それぞれのことについて今度は解決策に関する情報を集めます。
今はネットで調べればある程度いろんな情報が得られるので便利ですよね。
そのなかから自分の今の状態や気持ちに合う方法を選択します。
因数分解したそれぞれの不安に対する具体的な解決方法がわかれば、もうすでにほとんど不安は解消されているのですが、ここで止まることなくその解決方法を使って不安がなくなるまでの計画を立てて実行していきます。
それでもなおまだ不安がぬぐい切れないならば、ふさわしいと思われる人を見つけて相談する。
たとえば、花の仕事をしたいけど不安があってどうすればいいのかわからない・・という方の場合ですと、
*どんなタイプの花の仕事をしたいのか
*準備できる資金はあるのか
*どんな人に売りたいのか
*何年くらい続けたいのか
*花の仕事によってライフスタイルはどう変化するのか
などなどが不安材料のようです。
人によってもちろん内容は違うと思いますが、大体こんな感じ。
なので、相談のメールが来たとき、まず「無料進呈のワークシートに書き込んでくださいね」とお伝えしているのです。
具体的にイメージしていくことで、現実的に自分がどんな気持ちを持っているのか、何をしていきたいのか、楽しいと思うことって何なのか、3年後、5年後どうなっていたいのか、10年後は?周りの人は?・・などなど、書いていくことによって改めて自分のやりたいと思っている感情と向き合うことができます。
最初はなんとなく花の仕事をしたいな~という気持ちだと思います。
店を始めたらどうにかやっていけるかも、、という感じだと思うのですが、それはない。
とくにこれからはもっとない。
なんかみもふたもない言い方でスミマセン。
つまり、すべてダメなのではなくて、その仕事が生み出すその先のビジョンをはっきり描けるなら大丈夫なのです。
逆に、はっきりとイメージができて、自分が思うその先の未来がキラキラと楽しいビジョンになって浮かぶなら、おそらく準備も楽しみながらできるし、下調べも楽しくて仕方がないでしょうし、妙な自信もあって、不安は感じずにやれちゃったりするんですよね。
うまくいくことって楽しいはずなんです。
だからもし、あなたが花の仕事をしたいのにまだ不安で一歩踏み出せそうにないなら、その不安の正体をまずはっきりとさせてみてください。
きっとうまくいきます^^