顧客リスト活用法*楽しみながら信頼関係づくり
顧客リスト運用がもたらす価値のひとつに「信頼関係づくり」があります。
信頼関係づくりとひとことで言っても、すぐに確立できるものではありません。
でも、信頼関係を構築できたお客さんの数が多いほうがいいと思いませんか?
だって、そのお客さんはすでにリピーターを越え、ファンを越えている方たちですから、ものすごい価値のあるお客さんなわけです。
そんなお客さんが多ければ多いほど、店の運営は安定しますし、利益も大きくなっていくし、その分次のことに投資できるし、モチベーションだって上がっていくはずです。
ただ、そうなるには時間がかかる。
じゃあ、大変だからできないかというとそうではありません。
ゴールの一つが「信頼関係のあるお客さんを増やす」ことだとすると、それを因数分解すれば今すべきことが見つかります。
新規集客
顧客リスト獲得
顧客リスト運用
リピート客を増やす
もっとリピート客を増やす
ファン層を大きくする
信頼関係ができたお客さんが増えていく
ざっくりとこの順番です。
なのでまずは新規集客。
そして絶対に顧客リストを手に入れる。
その顧客リストは実体はなくても、いわばお客さんでもありますので、本人に届くようお知らせや案内を届けます。
ここで間違えてはいけないのは、商品を売るために活用するのではなく、まずはお店を思い出してもらうために、そしてお店を覚えてもらうために、さらに、お店を忘れられないために、届けます。
もちろん商品の案内や、自店へのアクセスや、おすすめなんかの情報は入っててOKですが、それだけにならないでということです。
覚えてくれて、思い出してくれたら、その人はリピートしてくれる確率が高くなる。
リピートしてくれて、その買い物の印象がよかったら安心するのでまたリピートしてくれる。
何回もリピートしてくれることが数年続けば、そのお客さんはすでにファン。
そのファン層が厚くなっていくことによって、「花なら絶対あのお店」という信頼関係が生まれてきます。
なんだか気の長い話だな~と思いますよね。
でも、信頼関係って時間がかかると思いませんか?
お店とお客さんとの信頼関係なんて、普通の個人的な信頼関係よりもっともっと時間がかかるものです。
でも、千里の道も一歩から、ローマは一日にして成らず、といいますよね。
なんだって最初はゴールがはるか向こうだと感じます。
しかし、最初の一歩を踏み出して(ゼロを1に変えて)、それをコツコツと続けていけば気が付いたらゴールが見えてきた!という実感が味わえる。
その道のりをも楽しんでいけると最高ですね!