2023/09/03
物販で利益を出す方法〜販売前に大事なこと
わたしは物販が好き。
長年やってる花屋はもちろん物販。
花を売って利益を出しています。
物販は商売の形としてはわかりやすいし、流れが目に見えるので一般的にも理解されやすいビジネスモデルですよね。
販売方法としては、実店舗、ECショップ、メルカリ、ハンドメイド系のサイト、イベント出店、などなど多岐にわたる。
仕入れ→販売→売上→利益 とわかりやすいので副業で物販を始める人も最近増えてきてます。
ただ、どのように利益確保するかを決めておかないと結局忙しいだけで終わってしまう恐れがあるのがマイナス面。
そこでどうやったら利益確保できるようになるかをカンタンに説明しますね。
仕入れ
なるべく安く仕入れるのは当たり前なんですが、商品によっては違ってきます。
型番商品と言ってメーカー製造のどこで売ってても同じものの場合は仕入れ価格はできるだけ安いほうがいいです。
あたりまえですが。
ただ、生鮮品などそのまま販売するのではなく素材として扱う場合は品質も重要。
仕入れ値が安いと薄利多売をしなくてはならない場合が多いです。
ならば販売戦略を立て、仕入れた商品に付加価値をつけて企画するほうがいい。
その場合は品質も戦略として使えるので必ずしも安く仕入れる必要はなくなります。
販売
利益を出すなら仕入れ+ひと手間がオススメ。
花屋なんてモロそれですね。
仕入れた花を組み合わせてアレンジメントやブーケに仕上げます。
時間と人件費が生じますがそれ以上にデザインという付加価値をつけることが可能です。
これにより仕入れ価格1000円のものを5000円で販売することも可能になります。
利益の幅は自分で決めるので、出来上がった商品がどのくらいの値ごろなら納得できるかという主観的な決め方でもOK。
その場合、高額に設定すればするほど販売場所を高級にする必要があります。
たとえば実店舗なら外観や什器にこだわる。
ECショップなど販売サイトなら画像などビジュアル品質を上げ、落ち着きのあるレイアウトにする。
SNSならビジュアルとコピーライティングで格上感を出す。
などなど。
売上
売上は単純に売れた金額なんですが、多いからいいってものではありません。
物販の場合、売上が多いということはそれだけ時間をさいているということにもなりますよね。
花屋さんにも多いんですが、スタッフの給料は計算しても自分の給料にはむとんちゃくな人って結構います。
自分の時間を時給換算しても赤字にならなければまずまず。
余裕が出るようなら正しく販売できているということになります。
この場合の正しくというのは、価格の付け方やセールスやブランディングがうまく行っているということです。
たとえば物販で1000円のものを10000円で売るとなると仕入れ以外の経費が必要になります。
じゃないとモノを10倍の価値で販売することは現実的にほぼムリ。
5倍の5000円で販売する場合ももちろん付加価値をアピールする必要があります。
利益
売上ー(経費+仕入れ)=利益 ですよね。
販売価格の設定に応じてかけるべき経費と仕入れ価格が決まります。
つまり、利益を出すために必要なのは自分がどのような売り方をしたいのかということが明確にわかっていなければならないんです。
高額商品として高い単価設定にするのか、気さくな商品として大勢の人に買ってもらいたいのか。
この2つでは販売方法が全く違うって理解できると思います。
さらに言えば、利益はお金+時間と考えます。
うまくいっている経営者ほど自由に使える時間が多くなり労働時間が少なくなる傾向があります。
つまり利益が出るということは労働に比重を置かなくてもいい状態になっているのです。
まとめ
物販は商品を仕入れたりお店を構えたりと先行投資が多いと思われますが、やはり商売の基本なんですよね。
資金がなくても自分ができるところから小さく始めて徐々に大きく育てていけば大丈夫。
今はECサイトで販売すれば資金なくてもスタートできます。
ただ、どんな利益の出し方を目指していくかはあらかじめ決めたほうがいい。
利益率を高めにするか低くするかで販売方法が全く変わってきますからね。
まずは自分のキャラや好みから逸脱しない程度の方向性でやること。
販売に慣れてきたら商品アイテムを増やすことで高額商品を作っていけばOKです。
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くみこ@フラワービジネス研究会