2020/11/050 Shares

顧客リストさえ持っていれば~自立した経営には必須~

顧客リストの重要性は何度も記事にしましたが、本当に大切です。

巨大おもちゃ店のトイザらス、皆さんご存知ですよね。

このトイザらスは数年前に倒産してしまいましたが、その原因は自力集客をしてこなかったことでした。

amazonと提携してほぼ独占的に販売していた時代はものすごい売り上げで、店舗数も拡大の一途だったのですが、ある時期amazonから品数不足を理由に一方的に契約解除をされ、結局退店。

当時ネット集客はすべてamazonに依存していたため、あわてて自社でのネット販売を始めましたが間に合わず。。

これはamazonが非情なわけではなく、amazonはたくさんの商品を並べることによって顧客に選択肢の幅を持たせることで販売数を伸ばしてきているため、トイザらスだけの商品ではおもちゃを求める顧客のニーズに対応できなくなったからです。

モール出店の場合、モールの都合で条件が変わることはままあります。

そんな時、店舗側はどのように対応すべきか。

体力のある店は自社ショップや別のモールでの販売に切り替えることが可能ですが、その場合の体力とは何でしょうか。

それは、ずばり、顧客リストです。

つまり、モールの集客力を使って販売をするだけでなく、しっかりとその顧客リストを自店のリストとして利用できるようにしておくのです。

トイザらスだって、amazonの集客力を利用するだけでなく、自力でその顧客リストを利用したリピート対策をしていれば、amazonに撤退を言われても体力はあったはず。

巨大な企業だって自力で顧客リストを利用しなければ倒産してしまうといういい例だなと思って紹介しました。

確かに新規集客は大切で、その間口はいろいろあったほうがいいし、集客力のある所に所属することも重要です。

しかし、集客が目的になっては本末転倒

集客はほんの入り口なのです。

集客して、成約して、それからが腕の見せ所。

顧客リストをどう使って、一度買ってくれた方を何度もリピートして買ってもらえるようにするか。

お店の自立はここからです。

*あ、トイザらスは今、古参の従業員たちがロゴを引きついで新会社として復活させているそうですね^^

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