16年前の懐かしい記事から~横笛レッスン~
楽器ができる人をずっとうらやましく思っていました。
例えば友人のホームパーティで、食事がすんで、ちょっとみんなでくつろいでいるときにギターでもピアノでもマリンバでも、何でもいいからポロロンと奏でる事ができたら、そのパーティはただの集まり以上に素敵なものになるような気がします。
そんなしゃれた場面があるかないかは別にしての話ですが。
私の憧れは小さな楽器をいつも持ち歩き、山や川へ行ってはその感じたままを音にして、その辺の動物や魚がじっと聞き入る・・と言う情景です。
ないってそんなの。
いや、ないとわかっていてもあこがれる事に意義があるのです。
憧れを抱くと今度は形にしたくなるのが人情と言うもので、私は去年から横笛を習うことにしたのでした。
篠笛と言うのが正しい名称らしいのですが、実家のある徳島へ帰る事が多くなったことを幸いに徳島の先生につくことにしたのです。
阿波踊りがあるためか、横笛や鉦、太鼓、琴、三味線などのお稽古事が結構盛ん。
実際は徳島に帰っても、なかなかお稽古に行く事ができないのが難点ですが、そこは自主トレでカバーしている…つもり。
先月実家に帰って夜横笛の練習をしていると、遠くのかなたから「ワォ~ン」と何やら切ない泣き声が。
始めは気にしていなかったのだが、何だか横笛を吹くたびにタイミングよく聞こえて来るのです。
そう。
どうやらどこかの犬が犬笛かもしくは何かの合図と思ったらしく、一生懸命反応してくれていたのです。
まぁ、動物や魚に聞き入ってもらえるのが憧れだけどなんか違う・・と思う。
あれは心をうったのではなくあくまでも反応してましたね。
なんだかな~。
まだまだ人様にはご披露できないのですが、実はもうひとつ私には憧れがあります。
横笛を袂に入れて諸国を巡り歩き心を打たれた場所で笛を吹き、懐が寂しいときは横笛パフォーマンスでおひねりをもらい、世話になったお礼と言っては一曲奏でてまた旅に出るのであります。
虚無僧とでも申しましょうか…。
そこの笑っているあなた。
あくまでも夢ですから。ねっ。ねっ。
2003年11月の記事より
追記
結局篠笛のお稽古にはなかなか行けず・・終。
でも、今は日本舞踊を習っています。
こちらはなんとか3年ほど続いております。
(↑たぶんこの時点で2010年ごろのような・・)
なんだか懐かしい記事を見つけてしまったので、ついアップしちゃいました~^^
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