2015/10/060 Shares

「うち花屋なんです」~断ることも接客のうち~

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お店をしているといろんな方が来店されます。

まだ軌道に乗っていないときはどんな方でも
来てくれるだけでうれしい。
興味を持ってみてくれるともっとうれしい。
さらに買ってくれると超うれしい。

しかし、中には???と思うお客さまも。

パルテール開店当初、花の仕入れにまだ慣れてなかったころ。
思うように花を仕入れることができず、店内は花より什器や備品が
目立ってました。

で、あるお客さま。
よく来てくれるのはいいのですが、花は買わずに奥のほうにある
ブリキのバケツやディスプレイ用の木箱をほしいと言う。

また、別のお客さまは、花は少し買ってくれるのですが
毎回ラッピングペーパーを結構な量ほしいと言う。
こちらも最初は分けていたのですが、そのうち花を買わずに
ペーパーだけを所望するように。

この方たちが来たタイミングはまだ店ができたばっかりで
なんとなく素人っぽさが抜けきれてなかったころ。
そして花があまり売れていなかったとき。

自分の気持ちの中に、花屋だから花が売れてほしいけど
店だから売り上げもほしい。
売れるものだったら何でも売っちゃって少しでも現金がほしい。。
と切望してた時期でした。

そんな心根が、そぐわないお客さまを呼び込んでしまってたんですね。
だって、花屋なのに花を買ってくれないお客さまってうれしくないです。
しかも、備品や資材って商品じゃないから利益出てないし。

それって正しくないですよね。

とにかく売れればいいんだなんて心根がいけなかったんです。
自分で本筋のお客さまを呼び込めていなかったということです。

売れていなかったり自信がなかったりすると、ついついいやでも
いい顔したくなる。
それであとから後悔したり。

だから来てほしいお客様に来てもらって買ってもらうためには
しっかり売って自信を持った店にするべき。

来てほしいお客様というのは、花を買ってくれる方。
週に一度、月に一度、必ず来てくれる方だったり
単価の高いギフトアレンジをオーダーしてくれる方だったり
ホントに花が好きでお店に興味を持って買ってくれる方だったり。

そんなお客さまを増やすためには何が必要かを考えました。
一番大事なことは商品の充実。それと見せ方。ディスプレイですね。
あとは、店頭商品をとにかく買っていただくためのPOPの充実。

などなど、
いろんなできることをできることからやっているうちに
だんだん閑散としていた状態が少なくなっていきました。

そして、それと同時に自信もだんだんできてきて、
ある日、花以外のものをほしがる方が来店して

やはり備品をほしがったとき
「うちは花屋なんです~」ってふつ~に言うことができました。

ちょっとどきどきしたけど、いやだなって思ったことは
やらないようにしたわけです。

結果、その方はそれ以後ぷっつりと来なくなりました。
お店はというと、何の影響もないです。当然ですが。
ていうか、気が楽になってすっとした。

「いいんだ。断って」って。
このとき断ることの気持ちよさを学んだのでした。

一人二人の筋の通らない方にイライラクヨクヨするよりも
そういう方たちはお断りして、
まっとうなお客さま=来てほしいお客さまに
気持ちよく接客できるほうがやはり正しいことですから~^^

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