2019/10/290 Shares

感情で買い理屈で正当化~実感ある接客は響きます~

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感情という言葉から何を連想しますか?

感情で考えて判断する人は、気まぐれで朝令暮改が多くて信用できない。。みたいなあまりいいイメージの言葉ではないかもしれません。

しかし、

感情って何かを伝えるときに絶対に必要なものなのです。

たとえば、

冷静沈着に理路整然と、「部屋にお花を飾るととてもいい気分になって前向きな気持ちになりますよ」と言われても「わぁ~、飾ってみよう♪」みたいな気持ちにはなりづらいですよね。

ところが、

とっても実感を込めて「私も気持ちが落ち込んでいるときに、優しいクリーム色やパープルや淡いピンクの花を飾って癒されてるんですよ」と話されると「そうなんだ、私もやってみようかな」と思うかもしれません。

何かを誰かに伝えるときに一番大切なことは、感情が伝わるかどうか。

伝える人が本当にそう思っているという実感があると、伝えるための話術やテクニックは二の次。

自分が強く思っていることや感じている事って、どんなに短い言葉でも伝わったりするんですよね。

人は感情で物を購入し、 理屈で正当化するといわれています。

近くに好きな店があるのですが、その店の商品はそれはそれで大好きなのですが、買う時と買わない時があります。

どこが違うかというと、店員さんです。

私が必ず買う時は、決まった店員さんがいるときに限っているのです。

その人は、その店の商品ラブの感情がすごく伝わる接客をしてくれます。

もちろん、商品自体好きなのでいつも買いたいなと思う気持ちはあるのですが、「ま、今日はいいか」と思うことだってあります。

しかし、

その店員さんがいると絶対買うのです。

反対に、

その店員さんがいない時は買わないです。

同じ商品で、魅力もあるのに、接客してくれる人によってお金を払いたいか払いたくないかが決まってしまうって、確かにある。

その違いは、感情が伝わるかどうか、なんですよね。

私たち、花の仕事に携わる者にとっては、花やグリーンなど植物のすばらしさを感情をこめて伝えることができるかどうか。

植物が素晴らしい存在でお客さんの生活を豊かにするものであるかを、自分の実感を通して発信できればお店の価値がもっと高まっていくのでは^^

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