2019/10/28
待ちより提案を~植物コンサルタントのすすめ~
花屋さんの新しい形態として「植物コンサルタント」というものを考えています。
コンシェルジュではなくコンサルタントです。
コンシェルジュは相手が必要としている情報を提供するという役割ですが、コンサルタントは相手がどうしていきたいかの相談に乗り、それを解決、実践していくというものです。
物販ではないので、店頭売り上げがいきなり倍になるとか、ギフトの受注が殺到したとか、そういう直接的な売り上げにはつながりませんが、長い目でみて植物需要の拡大と花屋さんならではの植物知識がもう一つの収入の窓口になるという効果を考えています。
正直、物販の拡大には限界があります。
新しい商品や企画があっても一過性で終わることが多く、流行りもの、シーズンものの域をでることはむつかしいのが実情です。
それに、もう今の時代、物販で利益を上げることは過ぎ去った時代となっています。
もちろん物販ビジネスがなくなることはありません。
これからたくさん売れるものだっていろいろ出現してくることでしょう。
しかし、もし、あなたが花屋さんとしてもっと成長を考えていたり、自分の知識や経験をお金に変えたいと思っているなら、物販だけでなく価値を提供するという仕事も必要になっくるはずです。
「いやいや、そんなことできっこないし」と思う人もいますよね。
できないと思い込んでいるのでは?
なぜなら、花屋さんとして営業しているということは、一般の人よりはるかに植物の知識や接する時間が多いはず。
今、お店で接客しているのと同じ感覚で、それをもっと広げていくという感じといえばわかりやすいでしょうか。
お店の周りの人たちに植物でできるサービスを提案していくという感じ。
たとえば、
ちょっとした庭のメンテナンスの相談
来客時にお花を出張でディスプレイ
家に置く観葉植物のコーディネート
家の環境に合わせた花飾りの提案
家ごとに植物の面倒を見る契約を受注
などなど、
考えればもっともっとアイデアが出てきます。
そう、
要するに、待ちのビジネスから仕掛けるビジネスへの転向です。
花の仕事は専門職です。
誰にでもできるものではありません。
その技術、経験、知識をもっと生かせる場面があるはずなんです。
自分なりの進め方で、無理せず、だけど確実に収入につながるものとしての方法。
この頃は、それを考えるのが楽しくなってます。
そのうち、何かの形で「植物コンサルタント」の活躍場を提案できるようになるかと^^
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