2016/09/050 Shares

もちはもちやの垣根を越えるには~熟成させる時間が必要~

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先日、まちなか緑化の講座を受講してきました。

忙しくなりすぎないように仕事をコントロールできるように
なってからこのかた、メインの仕事の段取りをたてつつ
いろんな動きができるようになってきたのです。

 

会いたい人にあったり、行きたいところへいったり、
興味深いものに参加したり、ただ歩いてみたり。。

オーダーで毎日時間の余裕なく目いっぱいの状態で
一日を過ごしていたことがまるでうそのようです。

で、そうなってきますと、ただただ楽しいことをしているだけでは
なんだか物足りなくなってくる。

どうしたら仕事との接点が見つかるかなとか、
やりたいことに発展させていくことができるかなとか、
誰かのために役立つことをしていけたらなとか、、

 

花の仕事がもちろんメインで柱ではありますが
その道をはずすことなくどうすれば販売以外のことで
役に立つことができるだろうか。。

ここ数年そんなことを悩んだり、迷ったりしてました。
実は。

こういうことって、案外早く解決して取り掛かっていくことが
できるだろうなって思ってましたが、そんな甘いものではないですね。

 

今の花のギフト販売の仕事を発展していこうとすると
どうしても拡大路線を考えていくことになります。

販売を伸ばすということは、売り上げを大きくすることで、
売り上げを伸ばすということは、スタッフ増員だったり
外注増加だったり、経費がまたまた大きくなってしまいます。

ネットの卸から販売を仲介して手数料で稼ぐというのなら
今の規模のままで伸ばすことができるかもしれませんが
私の仕事は花という生もので、しかも手をかけてつくる
セミオーダー商品です。
なかなか簡単にはいきません。

なので、ギフト販売は自分で余裕を持ってできる範囲にして
それ以外の時間を使ってあくまでも花や植物からそれないような
何かをスタートさせていきたいと思ったわけです。

 

ビジョンはいろいろありました。

そして、それを現実にするための勉強や体験などもしました。
もちろんすべてではありませんが。

で、試行錯誤2年目。

だんだんこの方向かなと見えてきかけて入るのですが
今から新しく何かを始めようとすることはとってもムツカシイということが
改めてわかりました。

26年以上花のギフト販売をやってきたので、そのことに関しては
絶大な自信がありますが、同じ植物といっても先日受講した
まちなか緑化というジャンルはまったく別物。

同じ植物だから内容は違っても、そうとっつきづらいものでは
ないんじゃないかな~なんて甘く見てたのが大間違いでした。

やっぱり餅は餅屋なんだなということを痛感。

すぐにでもまちなか緑化の取り組みに参加できるかも~なんて
甘いことを考えてた私があほでした。
甘い。甘すぎる。あほすぎです。

とはいえ、学んだことはとても興味深いし、確かにこれからは
住まいや地域やそのなかでのコミュニケーションなどにとって
緑の力がいかに大きくなってくるかということはわかった。

 

あわてて未熟な知識や経験だけで、何とかやっていこうとして
それができるエネルギーと無鉄砲さがあるのは若いときだけですね。

今、同じことをしようとしても無理だけど、そのかわりあせらないで
主軸の仕事をしっかりしながら役立てていけることを育てていこう。
そんな気づきを今回の講座でいただきました。

個人のお客さまへのアプローチとはまたちがったアプローチ。
コミュニティ作りだったりチームワークだったり。

今まで組織的に動いたことがほとんどないのに、急にできるわけないです。
あわてずあせらず、自分のキャパでできるところから一歩ずつ。
少しずつ近づいていこうと思います。

餅は餅屋って、要するにプロ仕事ってことですよね。
ジャンルが違えばど素人。

とはいえあきらめるべきことでもないです。
理解はできるし自分のできる形でかかわりたいなと思ってます。
ただ、それには時間による気持ちの熟成が必要かな~~^^

 

 

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