2016/05/19
そもそもビジネスってなに?~目先の数字よりもその先の目的がないと~
何のために自営で仕事をしているのか。。
こんなこと誰でも一度は考えたことがあると思います。
「好きな仕事のはずなのになんかテンション上がらない」
「結構利益が出ているのになんだか満足感がない」
「お客様に喜ばれているはずなのになにやら喪失感を感じる」
などなど。
これって、実はその先の目的を見失いそうになっているからかも。
その先の目的って一体なんだろう。。
と考えたとき、それってお金ではないかもしれないと思いました。
お金をもうけるためだけであれば、好きな仕事じゃなくてもいいし
だれかに喜ばれる必要もないし、とにかくお金を稼げばいいんだから、
自分でビジネスなんてする必要はないです。
ところで、ビジネスという言葉、なんだか最近違和感を感じてます。
というのは、よく目にしたり耳にしたりするビジネス関係の情報が
ほとんどすべて、「いくら稼ぐことができるか」ということに
帰結している気がするからです。
もちろん、そうじゃないビジネス展開をしている方はたくさんいます。
でも、なんか、最近ビジネスって言葉が妙にこっぱずかしいのです。
もっと地に足の着いたことをさしていなければいけないのに
なんか目の前の集客数や売上高や規模など、わかりやすいことを
めざすための都合のいい言葉になっているような。。
とはいえ自営は立派にビジネスなわけですから、
本来の地に足の着いたビジネスを続けていくためには
数字やお金のその先にある「こうしたい」というイメージがないとね。
お金を稼ぐためだけではそのうち廃業すると思います。
だって、自営するってその売るべきものを提供して、
それによって何かが良くなっていくことをイメージし続けるから
やっていくことができるんですよね。
収益以外の目に見えない部分でのめざすところをもっている人は
どうすればいいかをずっと考え続けることができる。
ずっと、「どうすれば」を考えることができるということは
「こうすれば」もそのうち思いついてカタチにできる。
カタチにできたとしても目に見えない部分がめざすところですから
ずっとずっと、その情熱というか熱い気持ちというか、
よくいうわくわくってやつというか、そういうのが続く限り
エンドレスに「どうすれば」「こうすれば」が続く。
これが、いわゆるモチベーションというやつだと思うんです。
だから、自営で一生懸命がんばっていても、なんだかやってる感がない。。
という経営者は、ちょっと考えてみてはいかがでしょう。
目の前の数字やお金はもちろん大切ですが(じゃないと続けられない)
目に見えない「こうしたい」「こうなれば」「こうしよう!」という何か。
経験上、これがものすごく大事だと思っています。
たまに、エアポケットに入ったみたいに「あれ?なんにもない・・」というときもある。
そんなときがおそらくスランプってやつかもしれません。
いずれにしても、どんな形にせよ、自分の仕事がどんな風に役立つのかを
明確に落とし込めたとき、きっと正真正銘の「ビジネス」になるんだと思います。
で、そうなれば「ビジネス」という言葉に恥ずかしさも感じなくなるのかも~^^