2017/01/040 Shares

まいにち植物*ひらひらスイトピー

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 スイトピー*マメ科 学名:Lathyrus odoratus

ホントは春の花のはずのスイトピーは、花屋での旬はまさに今。
3月になると、だんだん出荷が減っていく。
だから、1月~2月がいちばん色も品数も豊富な時期といえるのです。

このスイトピーは、ちょっと色が濃い目のミックス。
赤とか紫とか、もっと濃い紫とか。
スイトピーというとひらひらしたかわいらしさがイメージなので
淡いピンクやクリーム色だと思っている方も多いのでは。

こんな濃いめの色合いもたくさん出てるんですよ^^
しかも、水色やペパーミントグリーンやレモンイエローなんてのもある。
そういった色のスイトピーは、生産地で色を吸わせて作ってます。

昔、初めてその人工的な色のスイトピーを見たときは
ぎょぎょっっとして、自分は一生使うことはあるまいとおもってましたが
ちょっと使ってみたら、結構ほかの花との色の相性が良くて。
はい。
今ではかなり使ってます^^

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10代や20代のころはスイトピーってなんか好きじゃなかったです。
好きじゃないっていうか、なんか「スイトピーが好き」っていうのが
照れくさいというか、こっぱずかしいというか。

ひらひらしてメルヘンチックで、いかにも女の子的なイメージが
どうもダメでしたね。

今?
今は大好き。

ひらひらしてたりかわいらしかったりって大好きです。
照れくさくもないし、こっぱずかしくもないです。
つまりこれが加齢ってやつなのかもね~。

いっぱい持ってるとほしくなくて、足りなくなるとほしくなる。
なんだかな。
ひらひらとかかわいらしいとか、そんなに枯渇してるんでしょうか^^;

とはいっても、それ、花だけですから。
着るものとかインテリアとか、品物の趣味はけっしてそっちではないので。

 

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今回、スイトピーをいけた器はこれです。

ピッチャー型のポット。

15年くらい前にニューヨークに行ったときに買ったもの。
イーストビレッジをふらふら歩いていた時に
フランス人が経営している器屋さんがあって、そこで買った。

焼き物ですが、南仏ぽくてぽってりした感じ。
たぶんあのオーナーの女の人が南仏の人だったのかも。

そういえば、その時は2001年の同時多発テロ9.11が起きた後でした。
翌年の2月に行った。

マンハッタンのグランド・ゼロにはいまだ瓦礫の山が積み重なっていました。
本当は、そこへ行くつもりはなかったのですが、
銀行に行かなきゃならなくなって、ウォールストリートへ行ったので
歩いているうちに、グランド・ゼロまで行ってしまったんです。

あれから15年もたったのか。
なぜ、あのタイミングでニューヨークへ行くことにしたのか。。
たしか、彫刻家の呉さんのニューヨークのアトリエへ
遊びに行ったんだっけ。

そうだ。
あの時は空港でチェックが異常に厳しかったんだ。
なんかいろいろ思い出してきた。

そう、この器、その時に買ったんでした。

いろんなとこに行ったとき、器を買うことが多いのですが
普段はすっかり忘れていても、こうしてつらつら思ってみると
その時のことがいろいろ思い出されてくる。

この器。
そんなこんなのエピソード持ちでございます~^^

20160117

 

 

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