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商品力も大事だけど~経営者の味も重要なウリ~

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花屋はみんなプロフェッショナル

たとえば、花屋で花の勉強をしていない人っているのかな。
ほとんどの方がスクールに通ったり、花屋で修業したり、レッスンを受けたりして技術を磨いてからプロとして携わっているはず。

そう、仕事として扱っている以上、花屋ならすべての花屋がプロとして販売できる技術と知識をを持っているはずなんです。

ということは、、アレンジの技術や花の扱いに関することではみなさん横並び状態といってもいいですよね。

売れると売れない、違いは何?

店づくりというのは、選ばれるためのアピールの場づくりです。
商品だって、たくさんのフラワーアレンジの中から選んでもらわなければ売れません。

同じような技術、同じようなボリューム、同じような花の感覚だと、選ばれる条件は、価格か立地条件など利便性になります。
となると、大手企業、超有名店舗にはかないません。

でも、規模が小さくても売れてる店はありますね。
花屋に限らず、同業者は多いのになぜかそこだけが売れてる店。

そういう店を見ていると、どうやら商品よりも商品の背景にあるなにかが垣間見えるような気がします。

たとえば、コーヒー専門店だけどコーヒーだけじゃなくてマスターがジャズにも詳しくて、お店で通好みの音楽を聴きながら
薫り高いコーヒーを味わえる。。とか。

器の専門店だけどオーナーの趣味が料理で、素敵な盛り付け方やセッティングの仕方を教えてもらえる。。とか。

本屋だけど、こたつとか置いてあって寝転びながらそこの本を好きなだけ読める。。とか。

わざわざ来てくれる店の3つの条件

わざわざお客さまが足を運ぶ店を見ていると、どうやら大きく3つのポイントがありそうです。

ひとつは専門性があるってこと。

ふたつめは経営者がメインの専門商品以外にも夢中になっているものがあること。

みっつめはそこの店が社交場として機能していること。

お客さまから見て、商品というものはよほどレベルの違いを感じない限りはほとんど違いって感じません。

いくらうちのほうが素敵なものを作ってるとか、こだわって仕入れてるって思っていても、お客さまにはそんなこと関係ないし、そもそもそこは問題ではありません。

そう、お客さまにとって商品力ってよほど突出していなければ関係なかったりするんです。

じゃあ、どうやって選んでるんでしょう。

ある程度の基準を満たしている商品で比べるのなら商品以外の魅力で選ぶのでは。

さっき述べた、ジャズであったり料理であったりこたつであったり。

そう、これらは経営者の方針だったり趣味だったり興味だったりするもの。

商品以外の魅力がお客を呼ぶ

そうなんです。
店舗の魅力は経営者の味の部分が大なので、商品をどのようなスタイルで販売するのかを決める経営者の趣味や人となりや個性が際立っている方が強みになります。

もちろんいい意味で際立っていることがキモですが。

だから「お店=商品を販売するところ」って決め付けないで、「お店=自分とお客さまが楽しむところ」って定義したら今よりも自分のカラーを出した店づくりができるんじゃないかと。

大型店やブランド店だと難しいけど、小規模店舗だったらできるし、やったほうが絶対いいと思います。

個人的なことやプライベートな趣味を仕事に加えるってちょっと戸惑うかもしれませんが、今はSNSなど個人的に発信するツールもたくさんあります。

これからの小売店舗は商品力以外の魅力発信は必須かと。
あ、あくまでも商品力はそもそもしっかり持っている店が前提ですよ~。
経営者がいくら魅力的でも商品が今ひとつじゃ、本末転倒でございます^^

 

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