2015/10/06
小さくて利益体質のお店~これからはそれが大切かも~
よく、売り上げが伸びても実は苦しいっていう話、耳にします。
これ、2つのタイプがあります。
ひとつは、売り上げを伸ばすために、価格を下げたりおまけをつけたりして
低価格を売りにして競合店のお客さんを呼び込んで伸ばすタイプ。
もうひとつは、売り上げを伸ばすために広告宣伝をしたら
現状で対応できないくらいの受注が発生したタイプ。
まあ、前者の価格を下げて売り上げを伸ばそうとするというのは
たぶん、誰に相談してもおそらく「それやっちゃだめ」っていうと思います。
価格競争に巻き込まれたらそれこそ泥沼になっちゃいますから。
だから、前者の場合はおいといて、
わりと気づかないうちに悩んじゃっているのが後者のタイプかと。
これは単純に売り上げが上がるからいいじゃないかという話では
解決できないんですよね。
だから、広告の出し方ってよく考えないと。
広告は新規集客には欠かせません。
それはすごくよく理解しています。
その上で思うのが、
ある程度集客に力を入れたらあとは内部充実に力を入れようってこと。
内部充実というのは
*イベント設計(年間スケジュール)
*顧客管理
*商品企画
この3つ。
広告宣伝したら対応できないほど受注が来るっていうことは
かなり商品が受け入れられているっていうことですよね。
ここでどちらを選びますか?
1.スタッフを増やしてさらに販売量を増やしていく
2.広告を減らす
拡大路線を希望する場合は、スタッフを増やしてどんどん販売量を
多くしていき、売り上げをどんどん伸ばしていくということが可能です。
で、またここで選択です。
1.今のビジネス、大きくしていきたい
2.小さくてもいいから目の届くビジネスにしたい
これはどちらがいいとかじゃないです。
自分のビジネスに対するスタンスなので、自分に合ったほうを選べばいい。
で、私の場合は2のほうだったので、広告を控えて内部充実の
路線を選んだわけです。
ビジネスっていうと拡大していくほうが評価されたりしますが
拡大するだけが成功の基準じゃないはず。
要は、利益が出ているかどうか。
そして満足感を得ているかどうか。
さらにその自分の満足感をお客さまに還元できているかどうか。
広告を出して売り上げを伸ばしていたときは、たしかに受注量が増えて
売り上げが大きく伸びました。
でも、結局出した広告を100%利用できなくて結局もったいないな~って。
100%利用するためにはスタッフを増やさなくてはならないので
そうすると経費が大きくなって売り上げが伸びても利益は伸びなかったり。
拡大路線の場合は、その場合スタッフを増やして受注をもっともっと
増やしていくということになりますね。
でも、内部充実を選んだ場合はちょうどいい受注量をキープするためにも
広告の出し方を注意しなくちゃならないです。
じゃないと広告費用がもったいない。
そのためには計画性ってとっても大事。
だから年間スケジュール。
そして顧客リストの生かし方が大事。
だから顧客管理。
さらに商品単価を上げていくことも大切。
だから商品企画。
内部充実をするためにはこの三つのアプローチでOKなわけです。
目的はじぶんにとってちょうどいい利益を得るため。
小さくても利益体質のお店はたくさんあります。
でも、そうじゃないお店も結構あります。
違いは、内部充実を覚悟を決めて取り組めているかどうか。
私の考えで恐縮ですが、これからのビジネスは
小さくても利益体質のお店にすることが何より大切かと~^^
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