2020/02/260 Shares

スモールビジネスはバランスビジネス~職人の腕と経営者の頭~

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花の仕事をしていると、まさにこれがスモールビジネス!と思うことたくさんあります。

仕入れ、商品展示、販売、作成、集客、販売促進、経理、顧客管理、資材調達、商品管理、出荷、そのほかすべてをほとんど1~3人でやってるお店が多いかと。

もちろん、花屋だけでなく雑貨、スィーツ、美容室、レストラン、パン屋などなど、そのほか自分のやりたい仕事で起業している職業はほとんど当てはまります。

共通点は、職人の腕と経営者の頭が必要なこと。

そう、スモールビジネスはバランスビジネスでもあります。

職人の腕は商品力。
経営者の頭は利益。

どちらかに偏ってしまうと、なかなか大変なことに。

よくあるのが、職人としては優れているけれど経営者としては素人というタイプ。

商品は確かに素晴らしくて、当然濃いファンもついてきます。

しかし、軌道に乗るまでに時間が非常にかかる。

時間をものともしない資本力と根気があれば何も問題ないのですが、そうはいきません。

時間がかかることのデメリットはなんといってもモチベーションの低下

どんなにいいものを作っても、購入という結果がでなければ認められていないのとおなじこと。

その日その日の売り上げやお客さまの感想に一喜一憂してしまっていると、特に下がりやすい。

一方、経営者頭が優れているけど、職人としての腕は普通かなというタイプも。

腕というよりもこだわりというべきか。

この場合、比較的短期間に収益を上げることはできるかと。

集客や販売促進によるリピーターづくりもできるし。

しかし、ファンづくりとなるとむつかしい

なぜなら、濃いファンづくりよりも売り上げを伸ばしたくなってしまうから。

広く薄くたくさんの集客をして、経営をしたくなると多店舗展開か売上額の拡大による自己実現を目指してしまいがち。

これ、前提として経営者自身がやりたい職種で起業した場合のことです。

でも、スモールビジネス経営者はほとんどがやりたいから起業したんだと思うので、だいたい当てはまるかと。

じゃあ、役割分担すればいいじゃないか。。と思いますよね。

確かに、御夫婦やパートナーと起業した場合、そのようにベストバランスで役割分担している店も多いです。

でも、やっぱりそれはそれで大変なはず。

2トップでのスモールビジネス経営はまずムツカシイ。

となると、やはり経営者は一人で商品と利益のバランスを取る必要がある。

このバランスのとり方、現実的に考えてみませんか。

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