2020/01/080 Shares

楽は苦の種苦は楽の種~安売り中毒に注意!

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売上が伸び悩んでいる時に何をしますか?

短期の伸び悩みだし、近い将来イベントもあるし、その時に売上を見込める!とわかっている場合は、とりあえず来たるイベントに備えて告知や商品を準備しますね。

しかし、イベントがあろうがなかろうが、ずっと伸び悩んでいたら。。

一番手っ取り早くて楽な方法は価格を下げることでしょうか。

近所の花屋さんよりも、自分の店の方が安くてボリュームがあればお客さまが来てくれるかもしれません。

じゃあ、近所の他のお店も負けじと価格を下げてきたら。。
そしてそっちのお店の方が品揃えがよく、駅にも近いとしたら。。

またもっと値段を下げますか?
きっと利益はなくなりますよね。とうぜん。
それでも売るために価格を下げますか?
きっと赤字になりますよね。
それでも?

以前、居酒屋チェーンの「和民」がなぜずっと業績不振だったのか。
もちろんほかにもいろいろ要因はあると思いますが、きっかけになったのは、競合店に先駆けて価格を下げたからです。

先行者利益として、先に価格を下げて独占できたときは売上も伸びたのですが、そんなことはつかの間
すぐに競合店もどんどん価格を下げてきました。

結果、居酒屋業界は価格競争が激化。
一度下げた価格はなかなか上げることはできません。
かなり思い切ったリニューアルをしなければ無理。

しかも、安いことに価値をおくと品質は2の次3の次。
人員は減らすのでサービス低下。質の低下。

これってめちゃくちゃやってはいけないスパイラルですね。

結局、ファミレスの参入を許し、シェアをかなり奪われました。
また、安くてもサービスが悪いんだったら、コンビニで買って帰って家でのんびり飲んだほうがいいやという「宅飲み」層も。

花も同じかと。

年間を通して母の日やお盆お彼岸、お正月などなど、何もしなくても需要が高くなる時期ってありますが、その分競争も激化します。

競争に勝とうとして、ついつい競合店よりも安く販売していませんか?

価格下げちゃダメです。
下げるのは簡単ですがダメです。
理由はいろいろあるけどとにかくダメです。

それよりも、自分の店のオリジナリティが出る商品に力を入れていきましょう。

「手を加えて売る」

単純なことかもしれませんが、この一手間ふた手間が利益を確保するコツなんです。

特に花屋さんはそのまま売ったら低い単価でしか売れません。
逆に、手をかければその分付加価値が付いてくる。
そしてそれが自然に受け入れられている業種です。

繁忙期だと、あまり手をかけずに売りたい気持ちはわかります。
繁忙期だから簡単に売れる商品を仕入れて、そのまま売りたい気持ちもわかります。

でもそれだと簡単だからみんなが売るし、お客様も同じものなら便利な店で買います。

売り上げに意識を置いてしまうとどうしても前年比や前月比とか、比べたうえでの数字目標を立てて実現しようとしてしまいます。

もちろん組織的に販売している店や会社は必須なことかもしれませんが、少人数で販売している花屋さんにとってはあまり必要ないと思います。

それよりも利益率を意識して、ちょっと手を加えて付加価値で販売できる商品を考えてみませんか。

手を加えるとオリジナルになります。
オリジナルなら価格競争とは無縁です。

面倒かもしれません。
大変かもしれません。
できないと思い込んでいるかもしれません。

でも、仕入れのこと、ロスのこと、売上のこと、利益のこと、
考えたら。。

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