色がうつろうバラ開発*今井ナーセリー
もう5年前にもなるのですが、フラワービジネス研究会の「植物仲間インタビュー企画」で広島県の呉へ行ったことが。
そのときお世話になったひろしまね園芸福祉協会の進藤さんから、「今井ナーセリーが新聞に載ってる」と、記事を送ってくれました。
呉におじゃまするとなったとき、「そういえば呉には今井ナーセリーがある」と思い、連れて行っていただいて今井会長にもお会いして、バラのハウスを見学させていただいたのでした。
懐かしい~
記事によると、生花デザイナーの堺美和子さんという方と連携し、とても日持ちのするバラを開発したとのこと。
1か月は咲き続け、しかも淡いピンクから白を経てグリーンに色が変わっていくというもの。
今井会長も「画期的」というほどすぐれたバラの名前は「ベビーカメレオン」。
胡蝶蘭のように、高級な贈答品用として展開していくようですが、色がうつり替わっていく楽しみが1か月続くとなると商品価値は高いので人気が出そうな気がします。
国内外の生産者さんたちに売り込んでいくとのことなので、市場に出るのはまだ少し先かも。
今井ナーセリーは生産者というより開発がメイン。
以前私が仕入れている市場にとても珍しいバラが数本単位で出荷されていて、それをよく仕入れていたのですが、それが今井ナーセリーのバラだったのです。
その時今井ナーセリーを知って、その後進藤さんと知り合って呉へ取材に行くことになって、いろんな方を紹介していただき、今井ナーセリーにも行くことができた。
線でつなげてみるとご縁って不思議な感じがします。
そろそろ「植物仲間インタビュー企画」も活動再開できそうな雰囲気なので、またいろんな方に会いに行って様々な経験談をききたいな~^^