顧客リスト活用法*ゴールを決めてみよう
顧客リストを活用するためにやることは、先日ご案内した年間スケジュールを立てることなのですが、もう一つ大切なことがあります。
それはゴールを決めること。
ゴールといっても一つに絞る必要はありません。
最終的なゴールは3年後だったり10年後だったりと、長期でとらえるものが多くなると思うのですが、もっと早い時点で達成感を得られることもとっても大事なのです。
目的は、自店のリピート客を増やし経営を安定させていくというものです。
いろんな変化があってもリピーターさんの割合が多ければ、おろおろする必要もなく、次の局面に向かって対応することが可能になりますし、何もない安定した時なら店の基盤が安定するので次の一手に挑戦することも可能になります。
ただ、顧客リストの活用はすぐに結果が出るものではないのが玉に瑕。
こつこつと何年もかけてリストを育てていくことが必要ですし、急に結果に表れないからだんだん活用しなくなるリスクもあります。
なのでゴールを複数作っておくことが大事なんです。
短期・中期・長期みたいな。
短期は目の前のイベントに対してのものだったり、ひと月ごとにパーソナルギフト用のリスト配信をして、何%リピートしてくれているのかを計る。
中期は半年から1年スパンで統計を出して、やはり何%くらいがリピートしてくれているか。
長期は3年以上先のお店のビジョンや自分のライフスタイルのイメージを描き、そのために必要な顧客リストの数とリピート率を上げていくようにする。
そしてリスト数とそれぞれの期間のリピート率の目標を設定してみるのです。
リスト数が少なければ結果が出づらいのですが、1%でも1人でもいいんです。
目標達成しなくても、得るものはとてもたくさんあります。
顧客リストの活用は、お客様との直接的なかかわりではありませんが、つかず離れずお店と接してもらえるツールなので、ホントにこれはやって損はないです。得ばっかり。
メリットというか、効果は集客だけではありません。
顧客リストを自ら活用するというアクションが、待ちの経営から攻め(大袈裟ですが)の経営へ意識の癖がついてくる。
この効果は時間がたつほどに実感するんです。
顧客リスト。
活用してくださいね^^