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大型店に負けていなかった小売店~小さいからこそできること~

前回の記事、メルヘン地蔵祭りで思い出したことが。

あの祭りは商店会のおじさんたちが、大型店の出店に超危機感を覚えてはじめたイベントでした。

何か対応策を講じなければ、いてもたってもいられなかったんですね。

最後のほうは余裕が出てきてかなり遊んじゃってたけど。

そう、余裕が出てきてたんですよ。

はじめは大型店にお客さんみんな持ってかれちゃうんじゃないかと、焦りと心配で(結果考えた対応策がメルヘン地蔵祭りっていうのが微妙。。)頭がいっぱいになっていた。

しかし、落ち着いてみるとそれほど売り上げに影響はなかったことがわかってきたのでした。

なかでも際立っていたのが薬局でした。

その薬局は家族でやっていて、昔から町の健康相談役みたいな感じで、薬剤師のお母さんを頼っていつも誰かが店に来てるという感じでした。

駅周辺にはドラッグストアといわれるような安い薬や日用品を扱う店が数店あって、同じ薬でもはるかにそこで買ったほうが安い。

でも、その薬局を知っている人は、わざわざそこに来て、薬剤師のお母さんに症状を相談して薬を買っていくのです。

大型店が出店して、駅周辺にドラッグストアがたくさんできても、その薬局はたぶん売り上げはほとんど変わっていなかったんじゃないかな。

数年してお店をきれいにリニューアルしたりもしてたし。

結局小さい店の強みは、お客さんにどのくらい向き合えるかっていうところなんですね。

まさに小売店の王道でしたね、あの薬局は。

昔だから、その薬局だから、そういったことが可能だったのかというと、それは違います。

今でも十分小売店には通用するやり方だし、というか、もっともっと必要なことになっているし、小売店じゃなくても、例えばネットショップやネットビジネスでも、相手に対して真摯に向き合えるかどうかが人を引き付けるかどうかの分水嶺になっていますよね。

自分に向けて語りかけてくれているのか、自分のことを心配してくれているのか、自分のニーズを受け止めてくれているのか、、、みんな相手には自分のことを想ってほしいという願望があるのかも。

品揃え、品数、立地、価格、などで大型店と競っても負けます。

でも勝てる。

それは相手を想うこと。

あなたの周りにも、そんなお手本になるようなお店がきっとあるのでは^^

 

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