視点を変えた売り方で業界トップ*黒霧島と花の共通点

売るためのテクニックというと、なんだかめんどくさそうな気がしますが、知ってるといろいろと応用ができるものもあります。
「クロキリ」の愛称で親しまれている霧島酒造の「黒霧島」ってご存じですか?
結構人気の焼酎だそうで、8年?かな連続業界トップの売れ行きだそうです。
とはいえ、初めからヒットしたわけではなく、発売当時は焼酎の消費量が減少していた時期というのもあり、鳴かず飛ばずの日々。
焼酎業界というのも花の業界と同じで、小さくてコアな世界。
霧島酒造の2代目が実践した方法は、社内でも今一つ理解が得られなかったそうです。
反対の声にもめげず、新しい売り方をかたくなに続けていった結果、発売当初の約7倍、565億円まで売り上げが伸び、しかも業界トップに。
お酒に詳しくないのですが、焼酎ってすごくたくさん種類がありますよね。
なのになぜ、この「黒霧島」だけがそんなに伸びたんでしょう。
おいしかったから?飲みやすかったから?ボトルがおしゃれだったから?
それもあると思いますが、そういった基準で優れている焼酎はほかにもたくさんあるのではないでしょうか。
なのになぜ、この焼酎だけが業界トップになるほどの売り上げを上げられたのか。。
その方法とは、「直接的な商品やサービスの宣伝をやめたこと」。
つまり、黒霧島という焼酎の魅力や情報ではなく、「焼酎に合う料理の紹介」を宣伝の大部分に割いたのでした。
私もそうですが、商品の広告や宣伝って、そんなにじっくり見ないし別にじっくり見たいとも思いません。
でも、役立つ情報が載っていたら?
霧島酒造の2代目は、黒霧島の良さを伝えるよりもお客さんが欲しい情報、焼酎に合う料理をたくさん紹介することによって、お客さんが「あ~この料理と黒霧島、おいしいだろうな~」とイメージしてもらったというわけです。
この話を読んで、花も同じだなと思いました。
焼酎が「おいしさ」だけでは売れないように、今の時代、花も「美しさ」「華やかさ」「おしゃれ」だけでは売れないです。
いくら優れた商品だからといっても伝わらなければ売れません。
とはいえ伝える内容や方法を間違ってしまうとやはり売れない。
今回の黒霧島に花を当てはめて考えると、たとえば、フラワーギフトを販売するには「品質の良さ」「おしゃれ感」「店のセンス」を前面に出すよりも、「この花を飾る場所の提案」「喜ばれる渡し方」「飾るときの工夫」という、お客さんがイメージしやすいことを提案してあげるという感じでしょうか。
良さを伝えるのは当たり前ですが、伝えるときの視点を変えてみるのもお勧めです。
「もっと良い商品・もっと良いサービス」を追求するのは売る側としたら当たり前だしみんなやっているはず。
でも、買う側に響くのは「その花がどんな影響を及ぼすのか」「その花を買ったらどんな幸福感が味わえるのか」というイメージです。
大げさではなくできることで工夫がしていくのもいいですね^^
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