顧客リスト活用法~着地点を決める~
何かをやろうとするとき、必ずゴールをイメージしますよね。
顧客リストの活用も同じです。
何のために必要なのか、何をしたいからリスト運用するのか、どうなりたいから常連さんを多くしていきたいのか。
これがイメージできないと何のために顧客リストを集めるのかがわからないので、結局実感がわかないまま行動に移せなくなるのです。
頭では、ふむふむ、わかるわかる、リピーターって大事だし、常連さんが増えたら追っかける販売をしなくてすむし、時間に余裕が出来そうだし、仕入れのロスも減るだろうし、年間予測もバッチリだろうな~。。なんて、理解はすごくできていても身体は動かないまま。
それは、実感の問題ですね。
自分の事として近い将来のイメージがはっきりしているほど、目の前の具体的な事に集中できるからです。
そして、その近い将来のイメージは人それぞれなので自分で描くしかありません。
具体的に描ければ描けるほど結果が早くなります。
たとえば、仮に現在1000万円の売り上げで利益が10%、100万円だとします。
それを3年後に売り上げはそのままで利益を20%200万円にしたいとします。
単純に800万円の内訳を見直すことになり、花屋だとその多くは仕入れと人件費が占めていることが多いです。
予測できない売り上げの日々が続けば続くほど仕入れのロス率は増加しますし、人件費もかさみます。
100%とはいかなくても、売り上げが予測出来たらどうでしょうか。
ムダに仕入れる必要はなく、受注分プラスαくらいでいいのでロスは減りますし、忙しいとわかっていればその日にスタッフを増やし、そうではない時には減らすことができます。
そして、見事利益率が20%になったら何が起こるかというと、時間の余裕です。
売り上げに対して利益が多くなればなるほど無駄がなくなっているということなので、その分時間に余裕ができるのです。
出来た時間は、次の事を考えることに使ったり、情報収集や勉強に費やしたり、有益な交流を深めたり、仕事をパワーアップするための仕込みに使うことができます。
また~、絵に描いた餅のようなこと言って~、、と思いましたね(笑)。
いいんです。
まずは餅を描かなくてはならないんです。
それを本当に食べられる餅にして、そして美味しい餅にして、他人から求められる餅にしていけばいいのです。
無料進呈しているワークシートは、まさにその餅を描くためのものです。
「売り上げと利益のゴールデンバランスをめざすワークシート」
顧客リストの重要性を理解はできても今ひとつピンとこないな~と思っている方は、ぜひワークシートを使ってご自身の餅を描いてみてください。
これは、その通りに何が何でもしなくてはならないものではなく、自分のこれからを描くために一度掘り下げて考えるためのものなので、なんどでもやってみて、その都度変わってもいいのです。
紙に書き出すっていうのも効果的なので、ぜひやってみてください。
近い将来のイメージが描ければ、顧客リスト集めて活用していこう!って実感していただけるかと^^