2020/10/120 Shares

市場規模マップから読み解く~花屋のこれから~

市場規模マップ、ご存知ですか?

前にも何度かご案内しているのですが、このマップだけでかなりのことがわかるのでぜひご覧ください。
市場規模マップ

上の画像はキャプチャですが、上記URLだとカーソルを合わせたらその業種の市場規模が具体的に表示されます。

花卉業界の現実サイズを知ろう

で、「花、グリーン」てどこにあると思いますか?

右下の方ですが、探してみてください(笑)。

見つかりましたか?

目を皿のようにして、画像を拡大して、それでもなかなか見つからない。。そう、すごくすごく小さいマーケットなわけです。

この、フラワービジネス研究会ではよくお話しているのですが、とにかく「花、グリーン」のマーケットって全体から見たら極小なわけです。

ところが、実際に花の仕事をしている花卉業界の大部分の人たちは、その世界の中だけで「あーでもない、こーでもない」とやっている

たとえば、花屋という同じ業種が集まっての勉強会。

何をやるかというと、ほとんどが「ステキなアレンジのつくり方」を、どこかから講師を呼んできてみんなで学ぶわけです。

実績のある花屋さんが自店の取り組みをレクチャーする会なら別ですが、花屋さんなのに何で花の勉強を花屋さん同士でする必要が?

それが悪いと言っているのではありません。

でも、効果ありますかね?

参加してモチベーションが上がったら儲けもの、くらいじゃないですか?

考え方の基としての市場規模

本当にお店の売り上げをあげたければ、まずマーケットのサイズに注目すべきです。

花卉業界のこの小さなサイズの中だけで、いくら需要を拡げようと知恵を絞ってイベントをしても限度があります。

やらないよりはやったほうがいいかもしれませんが、この業界内の中で同業者と活動するよりも、本当に売り上げを上げるつもりなら大きなマーケットの業種にプッシュする、コラボする、参入する、ことを考えたほうが理にかなってないですか?

花業界のほとんどは中小零細企業、または個人経営です。

花は行事として需要があるため、全国各地に花屋さんは存在します。

ひと昔前の経済が回っていた時代は、特に新規集客を意識しなくても年間を通せば需要は必ずめぐってきました。

しかし、今は違います。

今まで通りの考え方、取り組み方ではたぶん無理。

じゃあどうすれば。

極小マーケットと自覚せよ

まずは自覚です。

地元でどんなに大きいと思われている花屋さんでも、業界自体がこれだけ小さいということは自分が考えているよりはるかに小さいサイズだということを自覚すべきです。

マーケットのサイズを客観的に把握できていない人は、井の中のなんとかみたいに現実をみないで昔の景気の良かった記憶にしがみつくから次の一手が打てない

その結果、勢いのある新規参入店にわずかなシェアをとられていく。

成功する新規参入店の経営者の特徴は、従来の花屋の販売方法ではないやりかただったり、斬新なアイデアで集客をしたり、実店舗にこだわらずネットを通じて世界をマーケットとしてとらえていたりと、花という枠からとびぬけて活動している人が成功しています。

今、一番危機感を覚えているのはその地域で一番店になっている規模のお店ではないでしょうか。

スピーディに方向性のシフトチェンジをするには大きすぎ、作業量が多いためブレーンを育てる時間がない、一番店であるがゆえに様々な花の需要に応えなくてはならない、などなど、手かせ足かせがかなりあると思います。

とはいえ、それに危機感を感じている経営者ならおそらく変革も考えているとおもうし、すでに行動していると思いますが。

「定期便のお花~ブルーミーライフの自宅用花が届きました~」

以前のブログでサブスクの花の郵送をご紹介したのがありますが、そこでも確か書いたと思う(もしかしたら動画で話したのかも)のですが、こうして異業種がホームユースに注目して参入が多くなっていて、しかも成果をあげつつあるということは、単純に規模からしてホームユースシェアは花屋から減っていくということになります。

上記の記事でも言ったかもしれませんが、異業種参入によるホームユース需要の広がりは悪い事ではありません

長い目で見たら花を日常的に飾ることが普通になる人たち、要するにすそ野が広がることになるから。

でも、それ、いつ?

少なくとも定着するには10年はかかりますよね。

そして、定着したとしても、ホームユースの花を買う条件は利便性の1択です。

もちろんこだわる人もいますよ。

でも、その人はもとからお気に入りの花屋に通っているはずです。

であるならば、ホームユースの花の市場は資本力があり、拡散力があり、宣伝力がある企業が有利です。

花屋さんは自信をもって専門化しよう

2極化と言われて久しいですが、そろそろ花屋さんも現実を直視して生き残るため専門店化を進めていくことが必要かもしれません。ていうか、必要です。

小さなマーケットが大きな価値を得るために大切なたった一つの事は「専門化」です。

この価値はどんなに大きな異業種が参入してきても崩せません。

花卉業界のマーケットの小ささは、大きなところと同じことをしていたら不利ですが、小ささが生かせる方法をとれば武器になるのです。

私は花き業界が小さい事をディスりたいわけでなくて、その反対、この規模をどうやって有利なマーケットとして利用していけるか、に興味があるし、一花屋としてこれからの取り組みを模索していくことにもつながると思っています。

私の場合ですと、ちょっと前から始めたパートナーショップもその一つ。

これは、ヤフーショッピングのパルテールの集客力を使って、新規集客を集めていくのが目的です。

実際、かなり集客力はあるのです。

つまり、広告を出すのと同じことだと考えていただけるとわかりやすいかと。

あくまでも選ぶのはお客さんですが、集まる数が多いとそれだけ自店の商品を見てもらう機会も多くなりますので、新規集客の窓口としてうまく機能できればいいなと思っています^^

動画はこちら↓

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