無駄な比較は売上が下がる~ターゲットを間違わないように~
お店を経営していたら、誰だって繁盛店にしたいですね。
しかし、繁盛店て一体何でしょうか。
売上が大きいこと?
利益が高いこと?
取り扱う商品量が多いこと?
こういったことは、外的な比較の末の数字でしかありません。
競合店に比べてとか、前年度に比べてとか。
本当の繁盛って、では一体何なんでしょうか。
30年店を経営していて実感することがあります。
「他店や他人と比較すると売上が下がる」 という法則。
店を始めたばかりの頃は、自分の店づくりに無我夢中で他の店や誰かと比べる暇もなく、ひたすらオリジナルを目指して店作りに励んでました。
ゼロからのスタートですから、もちろん伸びていきます。
夢中でやってるから売上が凹んだ時も落ち込むことなく、対応策を出して回復させたり。
で、何年かたって成長がゆるやかになったころ。
産みの苦しみを楽しむこともできず、良かれと思っていた 方策はだいたいやってみてたし、なんとなく店ってこんな感じなんだって わかったつもりになってきた。
そうすると、周りが気になってくるんですね~。
あちらの方が売れてるような気がする~とか、儲かって仕方がないような顔してる~とか。
なんの根拠もなく、自分とは何の関係もないのについつい自分の店と比較して漏電してしまう。
するとターゲットが、自分の店に来てくれるお客さまではなく比較の対象の店になってるんです。
気づいたら。
それって、ものすごく無駄なことですよね。
売る相手ではないし、勝ち負けの対象でもないし、よしんば勝っても何の意味もないし。
「比較」って要するにめちゃくちゃ無駄なんです。
あ、自分の店のデータを比較検討していろいろ対応策を 考えるっていうのはもちろんアリですが、意味が違います。
自分との戦いってよく言いますが、本当にそうだと。
そしてそれしかないのかなっておもいます。
だから、繁盛店というものは、自分の中のものさしが まず出来ていないと、いつまでたっても 「果たして自分の店は繁盛店なんだろうか・・」って悩むことになります。
競合店と比べることが大切って言われることもありますが、それだって無駄な比較ではなく、しっかりポイントを 抑えて参考にすることが大切です。
目的は競合店に勝つことではなく、あくまでも自店のファンを増やすことですから。
繁盛店の定義は自分が決めるもの。
誰かに決めてもらうことではありません。
去年より月10万円売り上げを上げることができたら
毎日の売り上げが5000円ずつアップしたら
前年比5%利益が多くなっていたら。。
まずは1年目の繁盛を、そして3年目、5年目の繁盛を、それから10年後にイメージするお店の繁盛は?
で、繁盛の末の本当の自分の夢や望むことは?
最終的にどんな生き方をしたいのか、自分のビジョンをしっかり持つことが出来れば、ほかと比べるなんて無駄な時間や感情を使うこともない。
むつかしいけど、だからこそやる価値アリ。
今日も自分を信じて素敵な一日を♬
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