もっちもちふっわふわのシフォンケーキと香り高いパウンドケーキ♪
届きました。
シフォンケーキとパウンドケーキ。
え?何それ?
ハイ。毎年年に2~3回てづくりのスィーツを送ってくれる方がいるんです。
今回届いたのはこれ。
もっちもちふっわふわの抹茶シフォンケーキとレーズンとナッツの香り高いパウンドケーキ。
もう、この食感、何とも言えずきめ細かくて丁寧に卵白を泡立てた感がすごいんです。
カフェとかでシフォンケーキを食べることあるけど、ここまできめ細かいのはあまりない。キッパリ。
パウンドケーキもアーモンドとマカダミアナッツとレーズンが程良いバランスで入っていて、しっとりだけど香ばしい。
そして、いつもいつも感激するのがその絶妙な甘さ加減。
なんて、写真で見せられてるだけなのにいろいろ詳しく書かれてもむかつきますよね^^;
とにかくいいお味なのでございますよ。
これを送ってくれる方はお客さんなんですが、実店舗時代、しかも初期なのでかれこれ20年以上のお付き合い。
いつもオーダーのたびにスタッフに何かスウィーツを手土産に持ってきてくださっていて、そのまたスィーツの選定がめちゃくちゃセンスが良くて、高い物とかじゃなくて、気が利いてるというか、程よくレアなものというか。
実店舗がなくなって、直接アトリエに来てくれたことがあり、実はその時初めて顔を合わせたという(店をやっていたころは、ほとんどスタッフが店にいたので)、なんか、20年以上前からのお付き合いといっていいのかどうか、、という店とお客さんとの関係なのです。
今はメールでの注文なので、結局顔を合わせたのは数年前の1,2回。
このことを話すとみんな「え~、そんなあっさりした関係なのにこんな手の込んだものを贈ってくれるの~」とびっくりされるのですが、逆にそうだからずっとお付き合いを続けてこられたんだと思っています。
実店舗時代も今もですが、店とお客さんの距離をできるだけ近づきすぎないように注意してます。
ま、注意ってほどのことではないのですが、とにかくお客さんとはあっさりした関係でやっていきたい。
仕事としてやるには、パブリックとプライベートをしっかり区別するってとっても大事なことです。
だから余計なことに煩わされずに集客できるし、感情的なつながりがなければムダなストレスを抱えることもなく、仕事上での等価交換に集中できます。
あ、非情とかドライとか冷酷とか打算的とかいうことではないですのでお間違いなく。
お客さんとは仕事上でのお付き合いなので、その上で花の相談や希望や要望を聞いてベストな商品をお届けするというのがいわば店とお客さんとの付き合いだと思うのです。
この、スィーツを送ってくださるお客さんも同じです。
彼はオーダーをして素敵なアレンジを届けてもらいたいのは当然として、それとは別に、自分の得意なお菓子作りをして贈ってあげたいと思うから贈ってくれるのであって、お菓子を贈ったからプラスアルファを求めているわけではありません。
こちらも、お菓子をいただいたからといって値引きするわけでもなく、それはそれとしてありがたく美味しくいただいていて、それでお互いちょうどいい距離感で長年店とお客さんとしてお付き合いできているんだなぁと、このブログを書きつつ納得。
あ、そうなんです。
このシフォンケーキとパウンドケーキを作ってくれたのは男性の方。
パティシエとかって男性が多いけど、お菓子作りは男性の方が向いているのかな~^^
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