2017/01/04
生花ギフトのお見舞い需要減少~ピンチをチャンスに!
おはようございます^^
フラワービジネス実践アドバイザー*相嶋久美子のブログです♪
昨日のyahooニュースに生花のお見舞い用途減少の記事が。
数年前から病院へお見舞いとしてアレンジを送るとき
病院側に断られるケースが見受けられています。
記事にも書いてありましたが、関西方面が多いそう。
私も以前大阪の病院へお見舞いのアレンジをお送りしたとき
病院側が受け取りを拒否したため、ご自宅へ転送することになりました。
ご自宅で受け取っていただけたからよかったですが、
誰も受け取る方がいなかったら、ご依頼主へお花を転送することに
なってしまいます。
せっかくの「よくなってね」の気持ちが、なんだかややこしいことになり
こんなことが頻繁に起こるようになると、たしかに生花のアレンジを
お見舞いとして贈ろうと思う方が少なくなるのは当然ですね。
でも、実感として最近は普通に病院へも送れていたので
あまり意識していませんでしたが、関東方面の病院はまだそれほど
厳しくないのかもしれません。
なぜ病院側が生花を受け付けないのかというと、
感染などそういったことではなく、手間がかかるから。
生花は水換えや水足しが必要です。
しかし、誰か世話をしてくれる方がいない場合は、
病院側がフォローしなくてはなりません。
記事にもありましたが、看護師さんたちの仕事がハードなため
いちいちお見舞いのアレンジの世話までしてあげられないということも
理由の一つ。
そして、私が経験した例で言うとごみが出るから。
枯れた花は捨てる事になるので、病院側のゴミが
多くなって困るということ。
現在のゴミの問題や看護師さんたちのハードワークを考えると
たしかに頷けます。
そこで、非常に伸びているのがプリザーブドフラワー。
生花ギフトのウィークポイントをかなりクリアしているので
お見舞いの需要としてはぴったりです。
お花の需要は主に冠婚葬祭やパーソナルギフトとして
送られるものが多いです。
ただ、時代の流れやその時の空気感、生活環境の変化などにより
大きく変わっていくことも確かです。
お見舞い市場に生花のシェアを取り戻すのは
現実的にどうかなと思う。
生花を取り巻く周りの事情が大きく変化してその需要が減り
替りにプリザーブドフラワーがシェアをの倍しているという事実を
まず受け止めた上で、これからの生花ギフトの販路を
どう伸ばしていくかが非常に大切なことだと思います。
ギフトというくくりで考えず、生花なられはの素晴らしさ
もたらされる効果、他の物にはない価値。
危機感を感じている時だからこそ、生花業界全体で
もっと本質的な価値観を考え直してもいいのではないでしょうか。
ピンチをチャンスに!!
今日も自分を信じて素敵な一日を♪
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