花屋の夏はキビシイけど*年間で考えるチャンス
花屋の夏はきびしい。
とはいえ家賃を払って、給料払って、光熱費払って、花を仕入れて、、というのが現実だから売れないと困る。
とはいえお客さまからしてみたら、暑い時は花よりアイスだよね!っていうのが普通じゃないかな。
イベントはお盆くらいで、その時期は若干山がきますが気温が高いとどうしても生花のチョイスは少なくなる。
これは昔から変わりません。
ということは、普遍的な購買心理なんだと思う。
店をやっていた時は、それでもどうにか売り上げをたてないと!と思ってグリーン、つまり観葉植物などのイベントをしたりしてました。
あと、思い切って8月は丸っと休んだり、そうじゃなくても2週間くらい休んで、その間にイベントスペースとして店でガラス作家の個展をしたりしてた。
いろいろ試行錯誤をやってきて言えるのは、やはり「夏は売れないな」ということ。
でもこれ、単月で考えると確かににそうなんですが、年間で考えると凹んだ分取り戻せているんですよね。
花屋を初めて10年くらいまでは、「花屋の半年商売をどうにかしたい!」と思ってました。
つまり、半年は赤字またはトントン、もう半年は黒字またはトントン、という、この売上傾向です。
年間通じて需要があれば、夏の厳しい時期も乗り越えられるし、イベントシーズンの忙しい時期に発狂しなくて済む。
たぶん花屋さんみんながそう思っているのでは。
そう思って結構いろいろやってきましたが、今のわたしの結論は「売れないときは売れない。忙しい時は忙しい」です。
確かに実店舗をやっていた時より今のネットショップをやっている方が、普段の需要が増えているのである意味ストレスは減ってます。
が、「売れないときは売れない、忙しい時は忙しい」という傾向は変わりません。
そこで、何が重要かというと、売れないときに売ろうとせず、売れるときまたはトントンの月の売り上げを上げる対策を考えること。
売れないときは精神的にも「あ~、、むり~」と思って何もせずに終わりがちですが、ここで秋からの施策を考えて行動に移すか移さないかで今秋のみならず、来年、再来年と、これからの売り上げにも響いてきます。
売れない時期はつらいけど、これって考える時間があるっていうことですよね。
まさにピンチはチャンス。
悩むより動く。
ざっとでも大丈夫なので、まずは年間スケジュールを作ってみて^^