FIREよりBOYA*ハードルを下げて身の丈で
FIREというのが若い人を中心に流行っているようですが、知れば知るほどそれって私はどうもぴんと来ないな~。
第一、FIREをする前に1億円ほどの資金を準備する必要があるっていうのが無理。
ちなみにFIREとは Financial Independence, Retire Earlyの訳で、早期リタイアして不労所得で生活するということです。
不労所得とは主に投資ですね。
投資には元手が必要ですし、その運用利益で働かない生活を送るにはある程度まとまった資金が必要になります。
1億円というのは大げさかもしれませんが、3000万円くらいはないと働かない生活はムツカシイ。。ということで、20代、30代で必死に働いて資金をためて、それを元手に運用し利益を得るというのが人気?らしい。
前も書いたのですが、わたしは早期リタイアっていうのが昔からピンと来なくて、ずいぶん前に上岡龍太郎が芸能界をリタイアして隠居するといってた時、58歳なんてそのあとまだ何十年もあるのに退屈しないのかな。。と思っていました。
FIRE(セミリタイア)ってどうなん?
まあ、上岡龍太郎さんの隠居とFIREはまったく違いますが、早期リタイアにははっきり言って否定的なわたしです。
で、同じように感じている人の記事を見つけました。
その人はライターの中川淳一郎氏。
FIREはハードルが高すぎるのでBOYAくらいでどうか、というもの。
BOYAってFIRE(火事)ほど大きくない、つまりボヤくらい、という意味なのも抜けてていい感じ。
中川氏の提唱するBOYAは、リタイアするといってもそれまでの関係を断ち切らず、ゆる~くつながりながらできる分だけ仕事する、キャパオーバーになるような働き方はしないで、収入が前より減ってもその分支出が減れば十分生活レベルは維持できる、というもの。
詳しくはこの記事を参照してみてください。
これからは「FIRE」より「BOYA」だ…貯金がなくても、あくせく働く毎日をすぐにやめられる「5つの要件」
この記事の中で特に共感したのが、あまり早くリタイアしてしまうと飽きてしまうんじゃないかということ。
わたしは多分飽きますね。
リタイアなんて考えたことないですが、このBOYAという考え方ならもしかしたらもうすでにやっているかもしれない。
基本的に午前中しか働いてないし、自由な時間が多いし、かといって何もしない日が続くわけでもなく、ずっとやってきた仕事を自分のペースで続けているから、考えてみたらすでにBOYAかも。
いずれにせよFIREは年齢的にもう無理んんですけどね^^