とうふメンタルって言われても*だから何としか・・
メンタルが弱いとか強いとか、よく言いますよね。
以前通っていた整体院の人が、初めて施術してくれた時に「僕ってとうふメンタルなんですよね」って言われて、そのときはじめて「とうふメンタル」っていう言葉を聞いたので、はじめ何言ってるのかよくわかりませんでした。
しばらくつらつら考えて、あ、豆腐のようにすぐに崩れるってことか、、ってわかりましたが「だから何?」としか思えませんでした。
だってこっちは体の不調があるから整体院に行ってるわけだし、そしてそれを和らげてくれるのが彼らの仕事で、そこに個人のメンタルが豆腐かどうかなんて、ちょっと何言ってるかわかんない。
これは4,5年前のことなんですが、何で今頃思い出したかというと、最近何かとメンタルが弱いとか、弱ってるとかっていう話をよく耳にするからです。
そんなことって昔言ってたかなぁ。。
メンタルの強さって、わりと年齢が上がると身についちゃうところもありますので、決してわたしのメンタルは強くはないのですが、かといって豆腐ほど弱くないというか、まあ、もろくはないんじゃないかなと。
確かにいやなことがあったり、何で??、ということに遭遇したり、いきなりマウント取られたり、とか、毎日毎日なにかしら心がざわつくようなことってあります。
考えてみたら、若い頃はそういったいやだなと思うようなことがあったら、何で自分がそんな思いにならないといけないんだ!って理不尽に思ったり、真正面から自分が正しいと決めつけて反論したりとかして、結局自爆したり勝手に傷ついたりしてたような。
その頃っていろんなことを大局的に見ることができず、自分の考えだけで直線的に進むものだから視野が狭いというか、代替案みたいにほかの案を考えることができない分、なんか勝手に悩んでたような気がします。
つまり、経験不足が自信のなさを生んで、そのためすぐに反応したりしてメンタル弱かったのかも。
その時ってそれしかできないんですよね。
でも、その後数十年たった今、すっかりそんなこと忘れてましたけど、あまりいろいろ反応しなくなったと思います。
鈍くなったともいう。
結局、人は自分が思うほど自分のことをしょっちゅう気にしているわけでないんだから批判や非難をされたとしてもほっとけばそのうちなんてことなくなる、ということもわかってくるし。
本当に聞くべきは、直接言ってくれる人の言葉であって、それは耳が痛いけど逆にありがたい場合も多いです。
というわけで、「僕ってとうふメンタルなんですよね」といった人のいる整体院へはその後通わなくなりました。
ま、当然ですね^^