お店で使える花の雑学#1「紫陽花(あじさい)」

ちょうどいろんなところで紫陽花が咲いている季節ですね。
梅雨の薄曇ったしとしと雨に紫陽花ほど似合う花はないかもしれません。
紫陽花の花の色が 土壌のPHによって変わることはよく知られていて、「酸性ならば青、アルカリ性なら赤」になると言われています。
リトマス試験紙と逆なので、うっかり勘違いしそうです。
この、紫陽花とセットでカタツムリがよく連想されますが(タイトル写真のように)実はこれ、ありえないかもしれないってご存知でしたか?
実は紫陽花の葉っぱには毒性があり、いくら雑食性のカタツムリも毒のある葉っぱは絶対に食べません。
料理に葉っぱが添えてあっても絶対に食べないでくださいね(食べると吐き気や顔面紅潮などの症状があらわれるそうです)。
ちなみにカタツムリは殻の材料となるカルシウムを得るために、ブロックやコンクリートも食べます。
そういわれてみれば、コンクリートの塀にカタツムリが這っているのをみかけるし。
なので、紫陽花とカタツムリという構図は”やらせ”じゃないかと。
じゃあなぜ、紫陽花とカタツムリってワンセットみたいに思われてるのか。
多分、梅雨のしとしと雨にどちらも似合うので連想しやすいからかも。
実際、このタイトル画像、フリー素材から探してきたのですが「カタツムリ」で検索すると紫陽花と一緒の画像ってほとんどありませんでした(笑)。
突然ですが、紫陽花と言えばシーボルト。
花柳界のお滝さんとのロマンスを紫陽花の名前に残したと言われていて、オランダで紫陽花のことを「おたくさ」と名付けました。
蛇足ですが、長崎に「おたくさ」というお菓子がありました。ずいぶん前に食べたけど今もあるのでしょうか。
そうそう、土壌のPHで色が変わるとのことですが、白の紫陽花もありますよね。
白い紫陽花はもともと色素を持っていない種類なので土壌のPHがどちらに傾こうと白は白、というわけです^^