すぐやるかやらないか~投資型と消費型の違い~
花屋さんに限らずいろんな方と話をしていると、大きく分けて2つのタイプに分かれていることに気づきます。
それは、
すぐやる人とやらない人。
これまでは、ただアクションが遅いのはその人のタイプによるもので、慎重な人だからそのうち腰を上げて取り掛かるんだろうなと思っていました。
が、どうやらそうではないようです。
すぐやる人は、頭の中でピンときたイメージがある程度先まで見通せるので、瞬時にメリットとデメリット、利益とリスクを感じとることができるため動きが早いんだなと。
で、それはなんでかなと考えました。
現時点での私の答えは「経験をいかせるかどうか」というものです。
実際に行動した数が多ければ多いほど経験値は増えますし、その結果現実的なイメージ力も身につくので新しい事への挑戦に対してハードルが低くなる。
ハードルが低くなれば行動も早くなる。
「いやいや、行動に移しても結果が出るまでに何年もかかることだってあるじゃないか」と言う声も聞こえてきそうですが、同じ1年かかるとしても今すぐやる人と半年後からやる人では単純に考えても半年間の時間差があります。
しかも、取り掛かりの遅さは単純に半年の差とは限りません。
その半年の間に行動した人は結果が出て次のステージにチャレンジしているかもしれないし、結果が出なくてもそれを経験として検証できます。
行動しなかった人は一時の失敗はしなくて済んでも、すでに何をやろうとしていたかも忘れ、日々の目の前の事をこなし続ける日常を送っているかもしれません。
「思い立ったら吉日」とはよく言ったもので、思い立つというのは脳が新しい刺激を受けたという作用なので、可能性が降りてきたとも言い換えることができます。
刺激を受けたら行動する、このスパンが短ければ短いほど経験値が沢山蓄積されていくわけだし、そもそも刺激って長続きしません。
閃いたとき、思い立った時、ハッとした時、その瞬間の刺激をキャッチできるかどうかは行動できるかどうかにかかっています。
「おいおい、経験値があれば行動するって言ってもそもそも経験値がないから行動できないんじゃないか~」っていう声も聞こえてきそうです。
それは違います。
経験値はみんな持ってます。
だって今まで生きてきてるのに全く経験しないで生きてこれた人なんていませんよね。
あえていえば、経験値を活かせる人だけが行動できるということですかね。
同じように経験値があっても、すぐ行動に移せる人はその後の果実を思い浮かべて、費やす費用や時間や労力を投資と考え、もしその果実が手に入れられなくてもそれに費やした費用や時間はそれほど問題ではないと思えるんだと思います。
すぐに行動に移せない人は、そのことに対して美味しい果実をイメージできても、費やす費用と時間と労力を投資ではなく消費と解釈するため、確実に等価交換できるものでなければ踏み切ることができません。
つまり、結果がわかっている事しかできない。
でも、人生はお買い物ではないので費やす金額や時間や労力に見合った結果が必ず手に入ることなんて、まずありえない。
すぐやらない人はそもそも消費型なんです。
すぐやる人は投資型ですね。
で、自営業は投資型であるべきだと思うのです^^