2021/03/01
商品力は重要~でも決めるのはお客さま~
パートナーショップのお店が徐々に増えてきています。
皆さんこれからの販売方法について真剣に考えていて、その一つの方法としてネット販売に注目されてのご参加です。
月に一度のzoomミーティングでは、ネット販売の事を中心に花卉業界の事、これからの方向性についてなど、様々な話題であっという間に時間が過ぎていき、まだ小さいアクションですが、このパートナーショップ企画がこれから結構イケていくんじゃないかという予感がしています。
ところで、ネット販売における商品力って何だろう。。と改めて考えることがあったのでちょっとシェアします。
販売するには商品が必要です。
私たち花屋の場合はもちろん花を使った商品です。
花以外の商品だとしても、自分の開発した商品や実際に販売しているものがあるということが前提です。
当たり前ですね。
じゃあ、商品だったらなんでもいいのかというと、もちろんそうではありません。
最低限次の条件を満たすことが大切です。
(動画にそれぞれの説明あり)
*ターゲットは定まっているのか
*価格帯は受け入れられる内容か
*自店の良さはでているか
*確実にすべて100点満点のものを提供できるか
(商品にムラがないかということ)
*お客さまの感情を満たすことができるものか
まだまだありますが、大きくはこの5つでしょうか。
これらが満たされていると、その商品は力があると思います。
良い商品とは、喜びを感じるものでなくてはなりません。
買った人、または贈られた人、提供した店、の感情を高めるものです。
特に花は感情を伝えたり、高めたり、共有したりするにはうってつけの商品なので、この、他にはない特徴を最大限に利用した商品を提供すれば満足度が高まり、リピーターとなってもらえます。
ただ、いくら素晴らしい商品で、買ったことのあるお客さまには評判がよくても、新規に買ってもらわなければそのあとに続くリピーター対策もできません。
じゃあ、新しく買う人ってどんな人でしょうか。
まず、その商品の事を知らない人です。
もし、知っていたとしても今まで買っていないのだから興味がなかった人です。
そういう人たちに自店の素晴らしい商品を買ってもらうには?
そう、まず認知ですよね。
知ってもらわなければ、そもそも存在していないのと同じです。
そもそも、その自信のある商品、買ってもらいたい商品、お客さまが感動する商品、をあなた自身が言葉で誰かに伝えることができていますか?
もしできていたとしても、自分の想いや商品の良さばかり伝えてしまっていませんか?
正直言って、見込み客はそんなことは知ったことではないのです。
お店の、商品に対する想いはもちろん大切です。
それは、販売時の物語として有効です。
しかし、現実的に本当に買う人にとって必要な情報はひとつだけ。
お客様本人が「その商品を買ったらどんないいコトがあるんだろう」とイメージできる情報です。
私たちは、ついつい、自信のある商品を販売するときにその商品の外的メリットばかりを伝えてしまいます。
私もよくやっていました。
しかし、それって私が言いたいことであってお客さまがききたいことではなかったんですよね。
特にネット販売では直接接客することがないので、商品のスペックを中心に説明することが重要です。
しかし、それはまあ、あたりまえのことでどの店もやっていることで、比較の対象にはなりませんし、逆に、そこができてないと最初から選ばれない。
ネットで購入するお客さまは、いくつもの店を同時に比較します。
なので、まず基本ベースに乗っているのは最低条件で、それがスペックです。
そこから買ってもらうために必要なのは?
ニーズ、価格、センス、サービス、これらをクリアして、よし!買おう!」という気持ちになって本当に購入してもらえる時に一番大きい力になるのは「気持ちが動いたかどうか」です。
気持ちを動かすなんて簡単ではありません。
でも、実際購入するときは気持ちなんですよ。
ひとことでいえば「素敵かどうか」。
だから、そこが取り組みどころなわけです。
わたしだってまだまだ途上です。
「こうしたら必ず気持ちが動いて買ってもらえます!」なんて言えないし、わかりません。
ここはそれぞれ脳みそに汗をかいていろいろ試すべきことかと。
ただ、コツはあります。
自分目線ではなく相手目線でどのくらい画像や言葉をつかえるか。
むつかしいですがやる価値はあると思います^^
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