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なんだか懐かしい感覚に~うれしいBRUTUSの花特集~

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ふらっと立ち寄った本屋で目にした雑誌。

男性雑誌のブルータス、まるまる1冊オール花特集でした。

おおっ!とちょっとした感動を覚えてレジへ。

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全体を通して花はおしゃれだ!ファッションだ!というコンセプトにあふれてます。

私も久々に専門誌以外の雑誌でこれだけの花特集をみたので軽く興奮したよ。

想えば30年以上昔花屋をやろうと決めたころ、こういった花の雑誌がいっぱい出ていて買いまくって読みまくっていました。

ターゲットは女性オンリーでしたね。

当時は雑誌もたくさん出版されていて、バブルあたりだったので撮影には花をふんだんに使ってました。

花の雑誌が少なくなって久しくなり、雑誌などの花企画もほとんど目にしなくなり、自然と雑誌などを手に取ることが少なくなっていき、ああ、花はブームだったのか、、と寂しく思っていましたが、逆に定着したとも考えられます。女性マーケットで。

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今回の記事、結構花に詳しい編集者という気がします。

もしかしたら、以前花の記事や企画に携わっていた方なのかな~なんて思った。

花の仕入れ方や花屋さんになる方法や、人気ショップの紹介や、男性雑誌らしくかわいいショップスタッフの紹介なんかもあって、花の仕事してる人が読んでも結構ためになるし面白いです。

以前女性誌で構成していたのを男の子向けにしたって感じで、久しぶりに楽しめました。

花になじみがないけどちょっと気になっている男の子たちに、花のこと知ってるってポイント高いし文化的だしおしゃれだし、という感じで男性でも花って素敵だなと思わせる内容で、たくさん飾らなくても花器がなくても気軽に飾ってみよう!という背中押しにあふれてます。

というか、今、インドアグリーンが流行ってて植物男子という言葉もあったりして、植物に興味を持つ男性が顕在化してきてるのでベースはある程度あるなと考えたからこそ雑誌でこのような企画が通ったのかな~と。

花は植物を育てるということとはまた違った感覚なので、飾る、見せる、彩るといったふうな外向きの取り組みになります。

男で花なんて。。でも好き。。興味あるけど恥ずかしい。。とか思っている男性がこの雑誌を観たら勇気が出るかもしれません。

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花に詳しい人が編集してるなと思った理由の一つが中川幸夫を紹介していること。

当初はアバンギャルドな前衛いけばな作家で、ある意味異端とされていたけど、私が存じ上げている30数年前の中川先生はすでに国宝の茶室で花をいけたり大きな桜を丸ごと山から切り出してパフォーマンスをするという、非常に刺激的なすごいエネルギーの存在でした。

その中川先生の作品を紹介してるって、かなり目利き。

以前は異端だったけど時代がちょうど合ってきたのかも。男性に好まれそうな作品が多いし。

そういえば、昔中川先生の作品集を知り合いのマダムにみせたら「やだ」って言われた^^;

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今回のブルータス、丸ごと花というつくりだけあって、花の手入れや飾り方なども見開きでみやすく書かれています。

全体にテーマは「男性が花を飾る」だけど、女性が見ても楽しめるし、むしろある程度花になじみのある人ならすぐにでも花を飾ってみたくなるかも。

女性誌で花が華やいでいたのが30年くらい前。そして今、男性マーケット。

女性の中では花を日常に取り入れる感覚がわりと定着してきてる(頻度は別としても)ので、雑誌でもWEBでもとにかく素敵に飾った花が目に触れるようにしていくことで、「花を飾ろう」という感覚が刷り込まれていく。

男性、女性の区別なく、花を飾ることの気持ちよさをわかって実際に日常に取り入れる人が増えればいいなと、、強く思います~^^

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