2018/08/200 Shares

花を飾る理由からアプローチする~花屋で花を売るということ~その2

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前回の「花を飾る理由からアプローチする~花屋ではなお売るということ~その1」で花屋にとってほかの小売販売との差別化ができる部分はフラワーギフトが大きいということがわかりました。

誰かにプレゼントをしようと思ったら、花の組み合わせやラッピングなど、センスや美意識って大切です。

こういったことはやはりホームセンターやスーパーや直売所など、専門のスタッフを確保しづらい場所はむつかしいのが正直なところ。

では、データを参考にフラワーギフトについて考えてみたいと思います。

図3

図3「H27年度の農林水産省東海農政局の調査結果」より

1位母の日

「その1」で「プレゼントとして花を購入する」という人を対象に尋ねた結果、やはり母の日が一番でした。

母の日にカーネーションを贈るという働きかけは、1937年から始まっているのでかなり長い歴史が。

母の日=カーネーション=花 ということで、普段花に関心がない人でも母の日は花をプレゼントするという図式は刷り込まれていますね。

毎年母の日は注文が立て込みますが、ほとんどが新規のお客さん。

ということは、母の日だけは花を買うという人が非常に多いということがわかります。

2位誕生日

誕生日に花を贈ることもずいぶん定着してきました。

一昔前までは何か残るものずっと使えるものをギフトとして選ぶ人が多かったのですが、個人的な印象では平成に入ってからは「残らないもの」をギフトとして考える人が多くなった気が。

それだけ個人の好みが多種多様になり、一通りのモノは手に入れることができ、「気持ち」や「情感」や「エネルギー」などを必要とする価値感に変化してきたのかもしれません。

相手の雰囲気や好みに合わせて贈る花の色合いやデザインを指定できるし、季節感も届けることができるので必ず誕生日のプレゼントは花を贈ると決めている人も多いです。

3位父の日・結婚記念日

え?父の日?と思いますよね。

このアンケートにはほかにイベントがなかったようですね。

実際、父の日の需要はあります。

パルテールのデータでいえば、母の日の約6分の1くらいの件数です。

ちなみに敬老の日はもっと多くて母の日の約2分の1くらい。

結婚記念日は年間を通して需要がありますが、父の日ほどはないような気がする。。

あ、これらはあくまで個人的な感覚ですのでお店によっては結婚記念日の方がオーダーが多いということももちろんあると思います。

父の日需要は季節的にひまわりのイメージが定着してきています。

以前は、あ、今もですが、黄色のバラが父の日の花って感じでしたが、実際その時期はバラよりひまわりのほうがもちがいいというのも理由かもしれません。

4位~

バレンタインデー、需要あります?

うちはほとんどありません。

ホワイトデーの方が多いです。

その他お祝いが55%ということは、花を贈ることが一般化してきている証拠かもしれませんね。

個展や発表会みたいに華やかなシーンや、ほんの気持ちでちょっとしたブーケを贈ることもあるし、アンケートにはありませんが御供だってかなり需要がありますよね。

ちょっとこのアンケート、大まかすぎますね^^;

 

図4-1

図4「日本花き取引コード普及促進協議会」より

別のアンケートで見てみました。

花をもらいたい行事についてですが、う~ん、、「絶対に花がいい!!」っていう方は少ないですね。

なんだか残念。

でも、「どちらでもいい」という方が圧倒的に多いので、そこは伸びしろを感じます。

「どちらでもいい」という方は「花でもいい」という方なので、花をもらってみてとっても嬉しかったら次からは「絶対花がいい!」という気持ちに変化する可能性ありです。

お中元やお歳暮など儀礼的な贈り物の場合は花ではないというのはわかります。

どうやら花を贈るというのは「個人」へ向けてのギフト需要が圧倒的に多いということがいえそうです。

そこから感じ取れるのは、「花を贈る=気持ちを伝える」ということ。

花の持つ色や香りや雰囲気や季節感やエネルギーなどなどと一緒に、「特別なあなたのために」というメッセージを届けているんですね。

続く~

 

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