2018/08/170 Shares

花を飾る理由からアプローチする~花屋で花を売るということ~その1

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日本の花き業界は流通量が減少していることにかなり危機感を持っています。

私たち花屋だって需要の減少をひしひしと感じていませんか。

「花屋業界の現状とこれから~リアルを知ると対応もできる」

現にパルテールのある国分寺は、南口だけで10年前は7件ほど花屋さんがありましたが現在は2件。
あ、うちも実店舗はやめたので7件の中の1件です。今は店舗ではなくアトリエでやってます。

資料によってデータが違っていたりするのですが、大きな流れはどれも同じ。

「矢野経済研究所 フラワー&グリーン市場に関する調査結果2014」によると、H26年は生花店舗数は26896店、年間販売額は5195億円と、前回調査のH19年と比べるとどちらも約35%減少しています。

あれ?店舗数、結構あるじゃん、と思ったと思いますが、この中にはスーパーやコンビニでの小売販売店数も入っています。

なので、実際の生花店としての店舗数は20000店を切っているかと。

「花の需要のパイを拡げる」というキーワードで、業界としても需要増加対策をいろいろやっていますがなかなか実感が伴わないというのが現実かも。

などなど、なんだか辛気臭いことばかり考えていても始まりません。

そこで、視点を変えて消費者目線から見た花の需要をベースに、私たち花屋がこれからどんなアプローチをしていけばいいのかを考えてみようと思ったのでした。

長くなるのでシリーズでお届けします^^

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図1参照「農林水産省東海農政局H27年度農林水産情報交流ネットワーク事業 地方調査」

この図を見ると、花の購入先は圧倒的に小売販売店です。

今はホームセンターやコンビニ、スーパーなどでも質のいい花が置かれるようになっているので自宅用の花などは利便性のいいところで買うというのは理解できます。

とはいえ、品ぞろえや専門性を考えるとやはり花屋で買いたいという人が多いですね。

ホームセンターが多いのは、鉢物の品ぞろえが充実しているのが理由か。

園芸専門店はかなり専門性を重視していないと、ホームセンターの品ぞろえとかぶってしまってちょっと苦しいような気がします。

そんな中、ちょっと目を引くのが直売所。

道の駅とか人気ですよね。野菜など産直品がいろいろあって楽しいし伸びるのわかるな~。

ところで私は現在ネット販売しかしておらず、100%といっていいくらいフラワーギフトの配送です。

実際、ネット販売においてはあまり需要が下がったという実感がなかったのですが、この図を見るとネット需要は5%と花屋で購入する人の10分の1以下。

ということは、単純に考えてまだまだネットでのフラワーギフト需要は伸びしろがあるということか。

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図2参照「農林水産省東海農政局H27年度農林水産情報交流ネットワーク事業 地方調査」

図1の花の購入先に関係するのがこちら。

どんな理由で買っているかによって、買う場所って変わってきます。

「お墓や仏壇に供えている」というお供え需要が一番多いのは、利便性のいいホームセンターやスーパー、気軽に買える直売所の伸びと関係しますね。

もちろん花屋でもお供え花はメイン商材ですし、同時に「家の内外に花を飾っている」という自宅需要もお供え需要と同じような場所で購入していると思います。

その中で花屋という専門店と、ホームセンター、スーパー、直売所との明らかな違いは「花をプレゼントしている」というギフト需要。

約40%弱あります。

誰かに花をプレゼントしようと思ったら、やはり素敵な花屋で美しいギフトに仕上げてもらいたい。

この需要部分はほかの小売販売所とは一線を画すところです。

ということは、花屋はギフト需要をメインに販売をするべき?

「花を買ったことのない人は、花をプレゼントしたことがないしプレゼントされたこともない」という話を聞いたことがあります。

よしんば花屋がギフト需要を主軸にしようとしても、今の40%が10年後60%になるにはもっと花に接する人を増やさなければ先細るだけです。

じゃあどうすれば?

少しずつ考えていきたいと思います。

続く^^

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