2020/02/060 Shares

小さい店が強くなるには~大きくしないこと^^~

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よく、経営者と職人は別だと言われます。

たしかにその働きを考えると全く別物です。

しかし、個人経営の店やハンドメイドの商品を販売する店はどうしても経営者=デザイナー、職人だったり。

その場合、商品の魅力で顧客が増えることがあっても、そこからさらに販路を広げたり、規模を大きくしていくということは、経営という視点で実践していかないとなかなかむつかしいです。

私の場合、花でいろんな表現をすることが楽しくて店を始め、最初の10年は、アレンジをつくったり店づくりやウェディングの仕事をすることが楽しくて、それに比例してお客さまも増えて行きました。

で、次々と4件の店を開店。

しかし、その10年が過ぎた頃、お店を増やすには組織力が必要、その組織力というか、拡大路線の経営センスは私には全くないということがやっとわかって、次の10年で徐々に閉店。 最初の1店舗だけに戻しました。

なのでよくわかります。

モノを作りたい人と経営が向いている人は別ということが。

ここでのジレンマは、かといってモノを作っているだけじゃなくて、店なり会社なり、自分を公的に表現できるものが欲しいということ。

単なる作るだけの人じゃなくて、自分の感性を100%表現したい。
そうやって、スモールビジネスの経営者になる人は多いです。

しかし、店や会社があるからといって経営がうまくいくとは限りません
いや、むしろ大変な思いをされている方も多いはず。

で、本当に経営者とデザイナー、職人は全く別物にしなくては うまくいかないのかな、、、と考えていたら、気づきました。

自分の時間で自分の商品を売る」ための店に徹すればいいんじゃないかなと。

要するに、「好きなことで仕事をしてる」というスタンスをはっきりさせるんです。

そうすれば、むやみに売ろうとする必要もなく、大きくしたいという見栄も必要なく、まずは自分が動けばいいのでスタッフもほとんど必要ない。

スタッフというよりも弟子の感覚かもですね。

このスタンスをしっかり確立した上で仕事を通じて、どんな未来を描きたいのかを考える。

そのために必要な月収または年収はどのくらいだろう。
そのために必要な利益は?

そのためにはどのくらいの売り上げが必要?
その売上を確保するためには、どんな商品アイテムが必要?
などなど。。

いくら「好きなことを仕事にしてる」といっても、売るための努力もその中に入っているのですから、売るための努力も当然好きなことのひとつですよね。
(じゃなかったらちょっとムリ)

スモールビジネスは小さいからスモール。

小さいからこその魅力、たくさんあります

大きいことが成功じゃないし、たくさん売ったから立派なんじゃないし、人にすごいと言われるから満足を感じるんじゃないですよね。

小さいことの強み、もっと考えていきたいです~^^

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