2017/01/040 Shares

農業だけじゃない~小さくて強い店を作ろう~

小さくて強い農業を作る
http://www.amazon.co.jp/dp/4794968604

企業「小さくて強い農業を作る」という本を読みました。

一流企業の社員だった著者が、農業がやりたくなって独立。
好きな事を貫く大変さと楽しさを、現実的な視点で書いていて
とても共感できる内容でした。

「そうそう~!」とおもったのが
始めるときは見通しがあって始めたわけじゃなく
ただただやりたいからスタートしたというところ。

確かに起業するときって、ビジョンはあっても
かなり非現実的なキラキラしすぎたものだったりします。
私も確かにそうでした。

スタートしてはじめて、現実の厳しさ、地味さ、怖さを
知るし、だからこそ現実的な対応の仕方、賢い処理の仕方、
それでもモチベーションを下げずにいられる考え方、
などなどを身につけていく。

興味があるからやりたい、好きだから仕事にしたい、
といいう気持ちで起業はできますが、
肝心なのは続けること。
そして利益を出せるようになること。

著者の久松達央さんの農業を始めた経緯や
現在に至るまでの農園運営の仕方は
けっして順調でもないし常に自分にあったやり方を
模索しています。

「僕にとって仕事とは、自分の持っているものを全部出して
何かに真剣に取り組むこと。そこで生まれる工夫の面白さ、
結果が出る充実感、そして、それが世の誰かを喜ばせる
満足感が、仕事の喜びです」久松達央(本書より)

共感。

久松さんの場合は、それが農業だったわけですね。

この本、起業しようと思っている方、
既に起業して取り組んでいる方、
もしかしたら向いてないのかなと思って
諦めようとしている方におすすめします。

起業の楽しさ、厳しさ、矛盾、理不尽、喜び、落胆、
これ一冊で全て味わうことができますよ~^^ 

 

「忙しくならずに利益を上げる!」
フラワー&スモールビジネス改善コンサルタント
パルテール*相嶋久美子

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