2021/11/290 Shares

本紹介~生駒俊介著「営業下手でも3億売る技術!」

同じものを売っていてもA店はものすごく売れているのにB店では全く売れない。。なんて話聞いたことありますよね。

同じ商品なのに同じように売れないってどういうこと?
と不思議に思うかもしれませんが、実はこれは不思議でもなんでもなく、A店の接客技術が良いからという確固とした理由があるのです。

今回ご紹介する「営業下手でも3億売る技術」企業のセールス向けかと思いきや、内容は私たち花屋にも当てはまるノウハウがいっぱい紹介されています。

たとえば「いらっしゃいませ」「お疲れさまです」という言葉って、私たちが店頭でお客様に普通にかけている言葉ですよね。

著者の生駒さんは「それこそやめるべき!」と。

え?どういうこと?
じゃあ、店内にお客様を迎え入れるときって無言?

私も最初は???でした。

しかし、内容を読み進めていくうちに「なるほど!」と腑に落ちたのでした。

つまり

何も考えずに機械的に声をかけてはいけないということ。

これ、簡単そうでかなりむつかしいこと。

店頭で接客経験をしたことのある方なら絶対わかること。

機械的に「いらっしゃいませ」と出迎えてマニュアル通りに「何かお探しですか?」と声をかけるほうが楽に決まってますよね。

そのあと買う買わないはお客様の一存ということでOKなんだし。

しかし、その意識、その接客では、冒頭の同じものを売っても全く売れないB店のレベルに甘んじてしまうままなのです。

生駒さんが本書で述べているエッセンスは「お客様のことを知りたいという気持ち、そしてその方に価値をどのようにしたら提供できるかというアクションが大切」ということ。

そのためのポイントがM(観る)K(聴く)S(知る)この3つ。

ただ店に来たお客様に花を売るということではなく、お店に来られた人を観て、言葉を聴いて、求めているものを知る、M・K・S。

これ、花屋さんにとっても、非常に現実的なノウハウだと思うのです。

とにかくお客様に興味を持ち、価値を提供できるにはどうすれば。。をいつも考えて実践すればリピーターとしてまた来てくれるチャンスも増えるというもの。

花屋さんだけでなく小売店全般に言えることですが、これから消費が以前のように拡大していくとは考えにくい。

もちろん消費が全くなくなるということはありませんが、買う側はそれこそ同じものなら気持ちのいい接客、気の利いた対応、気遣いのある提案、のある店で買うのは明らかですよね。

著者の生駒俊介さん、実は私のお友達です。

モヒカン紳士として非常にキャラが際立った、自己プロデュースの達人だからこそいろんな人を観察し、傾聴し、知り合っていくという、まさにM・K・Sを実践してきているのです。

この本を読んで、「あ、花屋さんにすごく合う!」と思ったし、「この技術を身につければ怖いものなし」だなと。

とても読みやすいし、具体的な事例がいっぱい紹介されているので、自店のケースを思い描きながら読むのもお勧めです。

そして納得し、現実的だ!と感じたら、ぜひ今日、この時間から早速実践してみてください。

この「営業下手でも3億売る技術!」、3億無理無理と思うべからず。

中身はものすごく気さくです。

心から花屋さんに読んでいただきたい一冊なので、ぜひぜひお役立ていただければ~^^

本紹介*生駒俊介著「営業下手でも3億売る技術!」#フラワービジネス研究会 #花屋 #フラワーギフト – YouTube

 

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