ホントのオリジナルで勝負~自分の心を喜ばせよう~
先日ECコンサルタントの方からきいた話が、我々生花店にとってもとても当てはまる内容だったのでその話をもとにして記事にしました。
動画はこちら↓
今までの流通は社会の変化に引っ張られながら発展してきたと言えます。
つまり、ほとんどの人がスマホをつかうようになり、ネットでの買い物に慣れてきて今までのようにページをどう作るかとか、商品をたくさんそろえるとか、説明を長くするとか、メルマガを頻繁に出して訴求するとか、テクニック的なことで売り上げを伸ばしてきた。
しかし、コロナ以前はもちろん、コロナ後の現在、そして今後は全く別物の販売の仕方になっていくのではないかと感じていますし、時代は大きく変わり、型をなぞればよかった時代は終わったと言えるかと。
オリジナル商品が強いとは、よく言われてきたことです。
「オリジナル=唯一無二」ですからそこが強みになるのはわかります。
が、よく見てみるとオリジナルかもしれないけどよく似たオリジナルというのも少なくありません。
花屋さんの場合、ナチュラルな雰囲気の店づくりは1990年ごろはオリジナル感が高かったですが、2020年の今はスタンダードになっています。
花という素材が植物というジャンルなので、商品自体がオリジナルじゃないというのもありますが。
ベースに共通点が多い花屋という店づくり、そして商品づくりの中で、ではどうやってオリジナリティを出してくかというと、やはりそこは携わる経営者やスタッフの人柄、人となり、キャラ、ストーリーではないでしょうか。
これからの商売は競争をどうやって避けながらお客さんに愛され続けていくか。。が必須になってくると思います。
商売は売り上げをあげて利益を出していくことで続けられるのは当たり前なのですが、目先の売り上げを追わず、遠回りなようでもお客さんの方を向いて商売をしていくこと、それを自分の店でどのように現実化できるか、ここだと思います。
実際に自分の仕事に必要なものは何だろう、お客さんに喜ばれることは何だろう、自分の心が喜ぶことは何だろう、、と考え続けてひとつひとつ行動していくしかないかと。
客観的に見たらそんな無駄なコト。。と思えるようなことでも、合理的に長期の視点で考えた時に「いける」とおもえばそれはやるべきことです。
コロナ前、コロナ後ってつい最近なんですけど、明らかに世界の仕組みが変わっていくだろうし、我々個人の仕事の仕方や考え方も変えていくべき時代に入ったと思います。
話を聞いたECコンサルタントも「社会情勢が大きく変わったので、これからはこれからならではの状況をうまく利用する時期が来ている」と言ってました。
そのときに聞いた具体的なアドバイスを引用しますと
- そもそも安売りすると売れるのはなぜか。それを踏まえ、安くしないで買ってもらうために、商品説明に施すべき工夫は何か。
- 時代の変化と共に、訴求が古くなっている店があります。「店が古くならないためには」何をしないといけないのか。
- スマホの浸透や、お客さんの性質の変化を踏まえた、新しい世の中に対応した売り方とは。
- 今の時代は、オリジナル商品をつくっても埋もれがち。なので、埋もれない為のオリジナル商品の考え方。
- 自分のお店を覚えてもらえない場合、名前を覚えてもらうためには、どうすべきか。
- 日々の通常業務が山積み。忙しい中で実行して効果を出すためには何を考えるべきか?
これからの花屋さんにとっても大いに課題となる内容だと思いますのでご参考になれば~。
あ、最後に、花の需要は減ったとしても絶対になくなることはありません^^
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