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Q&A「お供えにバラの花はOK?」

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「お供えのお花にバラを入れてはいけないって本当ですか?」
というご質問にお答えします。

ご注文を頂いた時に
「お供えのお花なのでバラは入れないでください」と
言われることがあります。

また、花屋さんの方から
「お供えにはバラは入れてはいけないんです」と
言われたこともあるかもしれません。

ホントのところはどうなのでしょう。

私も以前、なんでバラがダメなのかが疑問だったので
花屋の先輩や、花の本やマナーブックなどで調べたことがあります。

で、結論は、

「バラを使ってもOK」
でした。

でも、それならなぜわざわざ「お供えにバラは使わない」と
常識のように言われているのでしょうか。

どうやらそれは、葬儀の際の扱いづらさにあるとのこと。

今は生産サイドでの品種改良が素晴らしく、
日持ちのいいバラもたくさん出荷されていますが
昔はバラを葬儀のお花に飾るとすぐに萎れたり
刺の処理に時間がかかったりするため
業者側に敬遠されていたのです。

それに、葬儀といえば菊と言われるように
菊の需要をメインにするためにもバラなどほかの花の利用は
避けたかったとのこと。

なので、バラはダメとは言っていますが
別に個人的にお送りするアレンジでしたら
何の問題もありません。

もちろん、大きな葬祭用の花だって、
故人がバラが好きだったからとなれば、
バラでつくって飾ります。

ただ、結構定説になっていたりするため
「バラはお供えに使ってはいけない」と、
なにかのタブーと思っている方も多いので
波風立てずにお送りするということで
「バラを避けて」とオーダーされる方もいらっしゃいます。

お供えは故人への気持ちを送るもの。
この花はいけないなんていうことはありません。

このごろは、寂しくないようにとカラフルな花を
お供えする方もいらっしゃいます。
故人が好きな花ならそれもいいご供養かもしれません。

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お花屋さんビジネス改善コンサルタント
相嶋久美子

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