2022/02/110 Shares

方向性を定めて未来のお客様をみつけよう

花屋さんに来るお客さまってどんな方でしょう。

花が好き
美しいものを見たい
自然派
近所だから
その店が好き
店員さんが好き
会話をしたい
センスがいいのでギフトに使う
お店の雰囲気が好き
花の香りが好き

などなど、様々なタイプが考えられます。

では、あなたの店に一番来てもらいたいタイプは?

この時に重要なのは、自分の店をどうしたいかが定まっていることです。

店を拡大したい
店を充実させたい

かなり大きな枠になりますが、この二つの方向性は全く別です。

店を拡大したいなら、お客様を集めることに力を入れることが大切です。

実店舗なら立地条件が必須となりますし、ネットショップなら広告宣伝が必要です。

それによって広く集客し、販売率を高めて売り上げを伸ばしていく。

一方、店を充実させたい場合、その充実内容にもよりますが、広く集客をするというよりも、あなたの店に来て楽しんでくれる人を集めることが大事です。

店舗拡大は資本力が必要になるので、ここでは店を充実させることについてのマーケティングをご紹介します。

よく、お客様をイメージするために、たった一人のターゲットを克明に描写する、というのがあります。

たとえば、30代女性、OL、おしゃれ、独身、お店から徒歩10分、実家が近所、SNS大好き、休日は食べ歩き、年2回は温泉、などなど。

その人をイメージして、その人が好むようなお店ってどんなだろう。。と考えるのです。

性別
年齢
家族構成
パートナーの有無
職業、勤務先
月収、年収
趣味
好きな雑誌
仕事の日のランチはどこで、誰と、何を
オフの日はどこで何をしているか
情報収集は何を使っているか
よく使うSNSは
洋服を購入するところは
どこで化粧品を買うか
一番お金をかけるものは
一番時間をかけるものは
起床時間
出社時間
帰宅時間
就寝時間
などなど

ターゲット=お店に来てもらいたい人=自分も楽しめる店にすること

ですね。

ただ、ターゲティングって結構むつかしくて、私も何度もやっていますが、一人に絞り込むってなかなかむつかしいんですよ。

こんな人が理想だな~なんて考えるけど、途中から、嘘くさくないか?とか、いやいや、ほかにも来てもらいたいタイプがあるし、とか、結構雑念が入る

でも、そんな雑念を振り切って、とにかく漏れがあってもいいから一人に絞ってイメージすると、その次が考えやすくなりました。

つまり、ターゲティングをシンプルにすることによって、その人が楽しいと思うことって何だろう、その人に喜んでもらうにはどうすればいいんだろう、どんな企画が考えられるだろう、、などなど、一人に絞るからこそアイデアが際立ってくるのです。

なので、一人に絞り込むということが理解できない、意味わかんない、めんどくさい、もっといろいろあっていいじゃん、と、思う気持ちはすごくよくわかるのですが、ここはあえて、とにかく一人に絞ってみてください。

たとえばわたしの場合は、
アラフィフ女性、既婚、週3日パート、パート代は自分のお小遣い、子供2人、二人とも成人、長女就職、長男大学生、ご主人管理職、持ち家、習い事している、東京在住、実家は地方、親戚づきあいあり、社交的だけど派手ではない、若々しくありたい、着物など和風も好き、SNSはチェックするけど自分から発信はあまりしない、動物は好きだが飼っていない、、、、みたいな感じでイメージ作りをしています。

商品構成を変えるときや、イメージを変化させたいときは、その都度新しくターゲットを作ります。

そうすることによって、商品の価格帯、色合い、ご用途、デザインなどがある程度決まっていくし、資材やラッピングの雰囲気も違ってきます。

具体的にひとつ挙げると、現在のわたしのターゲティングだと、かわいすぎるキャラのピックや絵文字みたいな表現は合わないので使わないようにしていますね。

というわけで、お店の商品や色の傾向、雰囲気、イメージなどがちぐはぐにならないためにも理想のお客様を一人具体的に決めることをおススメします。

そしてそのイメージで集まってくれるお客様が、ひいては理想のお客様といえますので、店の進む方向が決まれば、何をすれば喜んでくれるか。。を考えていくことができるということになります^^

次回は「お店の魅力を再発見!」をご案内します。

 

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