「どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、頑固さほど役に立たないものはない 」　by ボ―ヴォワール

頑固って、いい意味にも悪い意味にも使われる言葉ですね。

いい意味に使われるときは「ブレない」という意味合いの時。

たとえば、一貫した信念を貫いている人に対して「あの人は頑固だけど一本筋が通ってる」なんていいます。

悪い意味に使われるときは「意固地」って感じでしょうか。

別に少しくらい変えても大勢に影響がないことにこだわって、自分を曲げない人がいると「あの人は意固地で頑固すぎる」みたいに言う。

この、ボーヴォワールの言葉の頑固さというのは、意固地な自分に対しての言葉のような気がします。

乗り越えられられない壁にぶつかったときに、今までと同じ方法や手段にこだわったり、考え方を別方向から眺められなかったりすれば、それはまったくもって役に立たない頑固さです。

人生はいろんな決断の積み重ねといわれますが、意固地な頑固頭で不自由な生き方をするよりも、一本筋の通った信念に対して頑固でありたいものだなと思うこの頃＾＾